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J-GLOBAL ID：201602284947209528   整理番号：16A0441563

カーボンベースの量子環における量子干渉を用いたDNA配列解析

DNA Sequencing Using Quantum Interference in Carbon Based Quantum Rings

著者 (5件)： SIMCHI Hamidreza (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN) ,  SIMCHI Hamidreza (Semiconductor Technol. Center, Tehran, IRN) ,  ESMAEILZADEH Mahdi (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN) ,  MAZIDABADI Hossein (Iran Univ. Sci. and Technol., Tehran, IRN) ,  MAZIDABADI Hossein (Semiconductor Technol. Center, Tehran, IRN)
資料名： Journal of Computational and Theoretical Nanoscience  (Journal of Computational and Theoretical Nanoscience)
巻： 12  号： 10  ページ： 3578-3582  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： W2377A  ISSN： 1546-1955  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNA配列の解析法について示し,量子環を電極に用いた新しいDNA配列解析法を提案した。短鎖DNAを電極内に配置し,流れる横方向電流を計測して,核酸塩基を同定した。電極に量子環を用いると,いろいろな核酸塩基に対して量子干渉効果が異なりコンダクタンススペクトルが大きく変わることを利用した。ジグザグ環,グラフェン環,グラフィン量子環の3種類の電極の中央に核酸塩基を置いた場合のコンダクタンススペクトルを計算した。計算では,炭素原子の線形連鎖構造を電極とし,非平衡Green関数を用いて簡単化した。結果では,ジグザグ環はアデニンの,グラフェン環はシトシンの同定が可能で,グラフィン量子環は核酸塩基の配置位置にかかわらず,いずれの核酸塩基も認識でき,特にチミンの同定に利用可能であることを示した。

シソーラス用語： *遺伝学実験技術 ,  *ナノ構造 ,  *干渉 ,  核酸塩基 ,  コンダクタンス ,  Green関数 ,  近似法 ,  スペクトル ,  炭素 ,  グラフェン ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *DNA配列解析 ,  非平衡Green関数 ,  *量子干渉 ,  *量子環 ,  カーボン

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

物質索引 (2件)： アデニン ,  シトシン

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボン ,  量子環 ,  量子干渉 ,  DNA配列解析