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J-GLOBAL ID:201602285134900239   整理番号:16A0931345

プロテオミクス法とメタボロミクス法によって明らかにしたミドリイガイPerna viridisへのベンゾ(a)ピレン,DDTとその混合物の毒性影響

Toxicological effects of benzo(a)pyrene, DDT and their mixture on the green mussel Perna viridis revealed by proteomic and metabolomic approaches
著者 (8件):
資料名:
巻: 144  ページ: 214-224  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミドリイガイ,Perna viridisへの既知毒性によって,ベンゾ(a)ピレン(BaP)とジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)は残留性有機汚染物質かつ環境エストロゲン(EE)である。この研究では,BaP(10μg/L)とDDT(10μg/L)とその混合物の毒性影響をミドリイガイの鰓でプロテオミクス法とメタボロミクス法によって評価した。代謝応答はBaPによる7日間の曝露後,雄性ミドリイガイの鰓で分枝鎖アミノ酸,ジメチルアミンとジメチルグリシンが大きく減少し,主に浸透調節の撹乱が起きることを示した。DDTでは雄性ミドリイガイの鰓でベタイン,ジメチルアミン,ジメチルグリシン,アミノ酸とコハク酸塩が特異的に変化し,主に浸透調節とエネルギー代謝の撹乱が起きた。しかし,BaPとDDTの混合物では明白な代謝産物の変化を示さなかった。プロテオミクス分析は異なる処理グループ間で異なる蛋白質発現プロフィルを示し,BaP,DDTとその混合物の作用機序が異なることを示した。プロテオミクス応答は,BaPがミドリイガイの鰓で細胞アポトーシス,蛋白質消化撹乱とエネルギー代謝を誘発するが,DDT曝露は酸化ストレスと関係する蛋白質,細胞骨格と細胞構造,蛋白質消化とエネルギー代謝を変化させることを示した。しかし,BaPとDDTの混合物は酸化ストレスに関係する蛋白質,細胞骨格と細胞構造,蛋白質生合成および修飾,エネルギー代謝,成長とアポトーシスに影響した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  水質汚濁一般 

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