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J-GLOBAL ID:201602285377728182   整理番号:16A1390960

イタリアンライグラスリビングマルチ体系における粗飼料生産に適したダイズ成長形質

Soybean growth traits suitable for forage production in an Italian ryegrass living mulch system
著者 (5件):
資料名:
巻: 193  ページ: 143-153  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルファルファのように,粗飼料用ダイズは高蛋白質飼料源であるが,飼料用ダイズ栽培の拡大は除草剤の使用制限によって制限されている。リビングマルチ(LM)の利用は除草剤を利用しない雑草防除の効果的な技術と考えられているが,雑草だけでなく主要な作物成長を抑制することもある。本研究では,LM体系における粗飼料生産のためのダイズの適切な形質および品種を評価するために,8種類のダイズ品種を用いた圃場試験を実施した。イタリアンライグラスは4月にリビングマルチとして播種され,6月にライグラスが刈られた後に耕うんなしでダイズが播種された。ほとんどの品種でダイズの全植物収量はLMによって減少し,この収量の減少は晩生品種よりも早生品種の方が大きかった。LM体系での全植物収量は晩生品種の方が高かったが,収量の最も高い品種であるフクユタカは深刻な倒伏を示し,農業機械による収穫時に顕著な収量低下が起こることを示唆した。対照的に,二番目に高い収量を有する品種,タチナガハは,強い倒伏抵抗性を有していた。全植物収量は,ダイズの早生度合とLMとの競合の影響を受けた開花時のダイズの植被度と高い相関を示した。成熟期初めに到達したダイズ品種の粗タンパク質含量は>20%であり,高級品としてランク付けされた輸入アルファルファ乾草よりも高かった。したがって,LM体系における粗飼料用ダイズ生産には高い全植物収量,粗蛋白質含有量および耐倒伏性を有するダイズ品種が適している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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飼料作物,草地  ,  植物生理学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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