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J-GLOBAL ID:201602285652881986   整理番号:16A1290125

GC-MS/MSによるJWH-018のヒドロキシインドール代謝産物のための質量分析的ヒドロキシル位置決定法の開発

Development of a mass spectrometric hydroxyl-position determination method for the hydroxyindole metabolites of JWH-018 by GC-MS/MS
著者 (12件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 350-357  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: D0604A  ISSN: 1076-5174  CODEN: JMSPFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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JWH-018のような合成カンナビノイド(SC)のようなデザイナードラッグの乱用の大きな問題の一つは,それらの代謝産物の詳細がまだ完全には解明されておらず,複数の代謝産物が存在することである。アイソマ性化合物の存在はそれらの同定においてさらなる課題を持つ。以前に,ナフトイルインドール型SCであるJWH-081の位置アイソマの質量分析的鑑別において,ガスクロマトグラフィ-電子イオン化タンデム質量分析(GC-EI-MS/MS)の効果を明らかにし,同じアプローチが代謝産物アイソマにも使用可能であると推察した。モデルSCとしてJWH-018を用いて,本研究の目的はGC-MS/MSによるそのヒドロキインドール代謝産物の位置アイソマを鑑別することである。JWH-018の標準化合物とそのヒドロキシインドール代謝産物の位置アイソマをフルスキャンモードでGC-EI-MSにより最初に分析したところ,4-ヒドロキシインドールアイソマのみが鑑別可能だった。さらにGC-MS/MS/MS解析を前駆イオンとしてm/z302を選択することで実施した。すべての四つのアイソマはそれらの間を鑑別可能な,特徴的産物イオンを産生した。これらのイオンを用いて,MRM解析を,JWH-018を投与したマウスの尿で実施し,インドール環の6位でのヒドロキシル位置を決定した。GC-EI-MS/MSはJWH-018のヒドロキシインドール代謝産物アイソマの位置異性体鑑別を可能とした。さらに,断片化パターンの解析は,本手法がインドール環におけるヒドロキシル基の位置の同定において,他のナフトイルインドール型SCのヒドロキシインドール代謝産物に拡張される高い可能性を示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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質量分析 
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