文献
J-GLOBAL ID:201602285669116503   整理番号:16A1197157

連続生産のためのイオン交換樹脂触媒を用いた調整可能容積充填床層反応器の有効性

Effectiveness of Adjustable-Volume Packed-Bed Reactor with an Ion-Exchange Resin Catalyst for Continuous Production
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 668-672(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イオン交換樹脂触媒を充填した充填層反応器は各種化学品の連続生産に非常に効率的であるが,樹脂が周りの溶液の組成に応じて膨張又は収縮し,これは,樹脂層の高さと固定容積反応器の樹脂より上の液相体積を変化させる。この液相は反応において化学品の製造に寄与しないので,生産性を増加させるために液相体積を最小にするのが重要である。本研究で,調整可能容積充填層反応器系を開発し,脂肪酸エステルの連続生産の有効性と樹脂の再生を評価した。カラムの高さは,カラム上部の液相体積を最小化するために可動性プランジャの位置を制御して調整した。可変容積反応器を用いた脂肪酸エステルの生産で,液相における反応物の滞留時間は固定容積反応器の場合よりも短く,溶液はカラムから急速に排出され,生産性を改良する。樹脂の再生については,調整可能溶液反応器における液相体積の最小化により,固定容積反応器と比べて再生溶液の性能に及ぼす希釈の影響が小さくなり,再生溶液の量は少なくて済む。調整可能容積反応器は固定容積反応器と比べて化学品の生産に効率的で環境に優しい。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
反応装置 
引用文献 (18件):
  • Co, C. E. T., M. C. Tan, J. A. R. Diamante, L. R. C. Yan, R. R. Tan and L. F. Razon; “Internal Mass-Transfer Limitations on the Transesterification of Coconut Oil Using an Anionic Ion Exchange Resin in a Packed Bed Reactor,” Catal. Today, 174, 54-58 (2011)
  • Hara, M., K. Nakajima and K. Kamata; “Recent Progress in the Development of Solid Catalysts for Biomass Conversion into High Value-Added Chemicals,” Sci. Technol. Adv. Mater., 16, 034903 (2015)
  • Harmer, M. A. and Q. Sun; “Solid Acid Catalysis using Ion-Exchange Resins,” Appl. Catal. A Gen., 221, 45-62 (2001)
  • He, B., Y. Ren, Y. Cheng and J. Li; “Deactivation and in Situ Regeneration of Anion Exchange Resin in the Continuous Transesterification for Biodiesel Production,” Energy Fuels, 26, 3897-3902 (2012)
  • Kouzu, M., A. Nakagaito and J. Hidaka; “Pre-Esterification of FFA in Plant Oil Transesterified into Biodiesel with the Help of Solid Acid Catalysis of Sulfonated Cation-Exchange Resin,” Appl. Catal. A Gen., 405, 36-44 (2011)
もっと見る

前のページに戻る