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J-GLOBAL ID:201602285843367448   整理番号:16A1120833

免疫性血小板減少症の機序におけるMIR-155の役割【JST・京大機械翻訳】

The role of miR-155 in pathogenesis of immune thrombocytopenia
著者 (12件):
資料名:
巻: 96  号: 15  ページ: 1103-1107  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2298A  ISSN: 0376-2491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:免疫性血小板減少症(ITP)患者の末梢血CD19+B細胞における微小RNA155(MIR-155)の発現とBリンパ細胞機能との関連性を観察し、ITP発症機序におけるMIR-155の役割を検討する。方法 2014年12月から2015年10月まで、天津医科大学総病院血液科で入院した初診ITP患者30例(診断%)、完全寛解ITP患者25例(完全寛解群)を対象とし、健常ボランティア25例を対照群とした。免疫磁気ビーズ法によりCD19+ B細胞を分離し、リアルタイム蛍光定量PCRによりMIR-155の発現を測定し、フローサイトメトリーによりCD19+B細胞内のIGG、IGM、SH2構造を含む5’イノシトール-1(SHIP-1)の発現を測定した。それらの臨床的指標との相関を分析した。【結果】(1)ITP患者のCD19+B細胞におけるMIR-155の発現レベル(4.57±1.03)は,完全寛解群(0.79±0.13)および健常対照群(1.74±0.32)より有意に高かった(P<0.05)。完全寛解率は健康対照群より低かった(すべてP<0.05)。また、初診患者群の治療に有効なITP患者の初診時のMIR-155の発現レベル(3.85±0.71)は難治患者より初診時のMIR-155の発現レベル(6.67±1.05)より低かった(P<0.05)。(2)診断群のCD19+B細胞におけるIGG,IGMの発現レベル(35.20±6.19,,±5.01)は,完全寛解群のそれより有意に高かった(7.51%±1.91%,5.93%±2.23%,%%±0.68%,%%±1.08%,P<0.05)。(3)診断群のCD19+B細胞におけるSHIP-1の発現レベル(44.33%±%)は,完全寛解群(83.13±3.24)および健常対照群(67.26±3.73)より有意に低かった。完全寛解群は健常対照群より高かった(すべてP<0.05)。(4)ITP患者のCD19+ B細胞におけるMIR-155の発現レベルは,B1細胞(CD19+CD5+B細胞)の数と正の相関があった(R=0.576,P<0.05)。SHIP-1発現と末梢血血小板数との間には負の相関があった(R=-0.445,-0.402,すべてP<0.05)。結論:ITP患者の末梢血のCD19+ BにおけるMIR-155の異常発現は,Bリンパ球の機能障害及び細胞内抗体の産生に関連し,ITPの発症に関与している可能性が示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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血液疾患の薬物療法 
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