抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,レーザ技術の応用展開として,金属表面に基盤金属と全く別種の合金層を形成できる溶射技術との複合化による,金属表面の緻密化・高品位化について報告した。レーザ技術と溶射技術の現状を紹介し,溶射とレーザーを組み合わせた技術への期待を述べた。技術課題を実験的に洗い出すために,溶射とレーザ再溶融条件による溶射皮膜の改質実験を行った。今回の調査研究で緻密で希釈もほとんどない条件が存在することが明らかとなった。この技術の実用化への課題について述べ,シミュレーションと試行による緻密化条件の体系化,材料の違いに対応した施工条件と形成される表面層の状態の明確化などが必要であるとした。