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J-GLOBAL ID:201602286931708072   整理番号:16A0933065

固体化石燃料発電所からのCO2捕捉技術のエクセルギー比較

Exergetic comparison of CO2 capture techniques from solid fossil fuel power plants
著者 (6件):
資料名:
巻: 45  ページ: 106-117  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: W2325A  ISSN: 1750-5836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの有望な発電所CO2エミッション削減のための炭素捕捉貯蔵コンセプトがあり,最近開発が行なわれている。この研究では,3つの炭素捕捉技術,すなわちアミンスクラビング,カルシウムルーピングおよびオキシ燃料燃焼を,化石燃料発電所に適用した場合のエクセルギー損失の観点から評価した。最初の2つの選択肢は燃焼後捕捉技術であるが,それらの発電所への影響は異なっている:アミンシステムはストリッピングのために水蒸気(リボイラ)を消費するが,カルシウム収着剤再生プロセスは燃料を消費する。一方,オキシ燃料技術は空気分離ユニット(ASU)における酸素製造のために電力消費ペナルティによる難点がある。エクセルギー解析から,アミンスクラビングの場合,発電所への全エクセルギー入力の7.7%が捕捉ユニットにおいて消費され,1.0%がCO2圧縮において損なわれる。カルシウムルーピングプロセスにおいては全エクセルギー入力の相当な量(22.3%)が散逸するが,総括したスキームは最低のエクセルギーペナルティ(-9.0%)により最も効率が高い。一方,アミンとオキシ燃料の場合にはこのペナルティはそれぞれ-10.0%および-9.5%になる。オキシ燃焼の場合,ASUがCO2捕捉のためのエクセルギー損失のほとんどが観測される主要ユニットである(系における全エクセルギー入力の5.1%)。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  環境問題  ,  火力発電  ,  化学熱力学・熱化学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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