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J-GLOBAL ID:201602287004810188   整理番号:16A1040292

インドネシア,スマトラの熱帯泥炭地帯における鳥類相の生息場所転換の低保全価値

Low conservation value of converted habitat for avifauna in tropical peatland on Sumatra, Indonesia
著者 (8件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 275-285  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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泥炭湿地森林は東南アジアにおける生物多様性のための重要な避難場所であり,それは現在開発の危機に面している。泥炭湿地森林における鳥類の鳥類相と生態学に関する情報の払底は鳥類相に対する土地利用変化の影響の理解を妨げている。本稿では,インドネシア,Bukit Batuにおける種の豊度,群集構成,および摂食ギルドパターンを比較することにより異なる土地利用をもつ生息場所における鳥類集団を記述した。天然泥炭湿地林(NPF),高維持工業アカシア人工林(植生アカシア林,PAF),低維持ゴム園(ジャングルゴム林,JRF),および村落地域(VIL)における鳥類集団を,固定半径ポイント計数法を用いて調査した。観察された95種のうち,45,20,35,および48種が,それぞれ,NPF,PAF,JRF,およびVILで観察された。推定した種の豊度はNPFが最高で,次がVIL,JRF,およびPAFであった。NPFは最高の種の多様性とβ多様性,より絶滅の危機にある種,およびハエ捕獲食虫類により特徴づけられる特異的な種組成をもっていた。PAFの相対的保存価値は顕著に低く,特にJRFと比較してそうであった。VILにおける鳥類相はオープンスペースを好むジェネラリストにより特徴づけられ,森林に依存した鳥類のための重要な生息場所ではなかった。これらの結果により,NPFは鳥類多様性保全のためのかけがえのない価値をもつが,低維持ゴム林もいくつかの森林依存性種のホームであり,部分的に鳥類多様性を支持し,特に,高維持アカシア人工林と比較してそうであることを示した。Copyright 2016 The Ecological Society of Japan Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (4件):
分類
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生態系  ,  土地利用一般,地域制  ,  森林生物学一般  ,  環境問題 
引用文献 (67件):
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