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J-GLOBAL ID:201602287285924614   整理番号:16A0948346

灰色かび病菌Botrytis cinereaの細胞壁分解酵素にカルシウムが及ぼす影響

Effect of calcium on cell-wall degrading enzymes of Botrytis cinerea
著者 (2件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 1730-1736  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イチゴを保護することができ,ヒト,高等動物および植物に対しては無害な状態に農薬を低減するため,実効的な抗灰色カビ病戦略について検討した。カルシウム処理によりB.cinereaの胞子発芽と菌糸成長は有意に抑制された。カルシウムを含む培地で栽培することにより,B.cinereaの細胞内のポリガラクツロナーゼとCMCaseは低い活性を示した。一方,カルシウム刺激によるβグルコシダーゼ生産が認められた。本調査結果により,カルシウム処理により,B.cinereaのCMCase活性は低く保たれ,後期の成長段階における細胞壁分解酵素の低活性化が引き起こされることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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化学的防除  ,  菌類による植物病害  ,  酵素生理 
引用文献 (31件):
  • Hahn M. The rising threat of fungicide resistance in plant pathogenic fungi: Botrytis as a case study. J. Chem. Biol. 2014;7:133-141.
  • Leroux P. Recent developments in the mode of action of fungicides. Pesticide Sci. 1996;47:191-197.
  • Fry SC. Primary cell wall metabolism: tracking the careers of wall polymers in living plant cells. New Phytol. 2004;161:641- 675.
  • White PJ, Broadley MR. Calcium in Plants. Ann. Bot. 2003;92:487-511.
  • El-Mougy NS, Abdel-Kader MM, Aly DEH. Application of plant resistance inducers for controlling early and late blights of tomato under plastic houses conditions. J. Appl. Sci. Res. 2012;8:3406-3414.
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