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J-GLOBAL ID:201602287560754349   整理番号:16A1154224

大韓民国における都市固形廃棄物焼却のバイオマス成分推定に関する研究

The study on biomass fraction estimate methodology of municipal solid waste incinerator in Korea
著者 (6件):
資料名:
巻: 66  号: 10  ページ: 971-977  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: H0011B  ISSN: 1096-2247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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廃棄物の最終処分量の削減とエネルギー発生のために焼却が広く使用されている。廃棄物の処分方法のうち,埋立と焼却は温室効果ガス排出に大きく寄与する。韓国では廃棄物の処理に関連して,二酸化炭素換算で毎年1480万トンの温室効果ガスが排出される。本研究では二酸化炭素の放出量を推定するために,バイオマス含有量の使用の適用性を検討した。検討では1日当たりの廃棄物処理能力が150トンと300トンの焼却炉を対象とし,IPCCが提案したバイオマス成分量の計算式による計算結果,都市固形廃棄物(MSW)の分析から導出したバイオマス成分の量,煙道ガスの分析結果から導き出される量を比較した。解析ならびに実験の結果,バイオマス成分の量はIPCCの方法で求めた場合が最も多く,次いでMSWの分析から導出した量,煙道ガスの測定結果から導いた量の順であり,MSWの分析と煙道ガスの測定によるバイオマス成分は非常に近い値を示した。韓国では,ほとんどの廃棄物焼却施設はIPCCの方法を利用している。しかしながらIPCCの方法は廃棄物の成分を考慮していない。それにもかかわらず,政府はIPCCの方法の利用を強制している。IPCCの方法と比較して,廃棄物組成あるいは煙道ガス測定から得られたバイオマス成分の量は約18%低い。温室効果ガス排出に関する指針は煙道ガスによる測定を明記すべきである。
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分類 (2件):
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環境問題  ,  ごみ処理 

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