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J-GLOBAL ID：201602287579234750   整理番号：16A0937913

金上の白金超薄膜の表面限定酸化還元置換析出: 一酸化炭素および蟻酸に対する厚さおよび構造依存性活性酸化反応

Surface Limited Redox Replacement Deposition of Platinum Ultrathin Films on Gold: Thickness and Structure Dependent Activity towards the Carbon Monoxide and Formic Acid Oxidation reactions

著者 (5件)： Al Amri Zakiya (School of Physics, H.H. Wills Physics Laboratory, University of Bristol, Bristol, BS8 1TL, UK) ,  Mercer Michael P. (School of Physics, H.H. Wills Physics Laboratory, University of Bristol, Bristol, BS8 1TL, UK) ,  Mercer Michael P. (Bristol Centre for Functional Nanomaterials, University of Bristol, Bristol, BS8 1FD, UK) ,  Vasiljevic Natasa (School of Physics, H.H. Wills Physics Laboratory, University of Bristol, Bristol, BS8 1TL, UK) ,  Vasiljevic Natasa (Bristol Centre for Functional Nanomaterials, University of Bristol, Bristol, BS8 1FD, UK)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 210  ページ： 520-529  発行年： 2016年08月20日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1セル構成の表面限定酸化還元置換(SLRR)法を使用して,CuとPbの2つの異なる犠牲アンダーポテンシャル析出(UPD)層を用いてAu上にPt超薄膜を成長させた。複数のPb UPD-SLRRサイクル(1~10)によって成長したPt膜は,H UPD電荷の積分によって測定されたものに匹敵する粗さを示した。これとは対照的に,Cu UPD層とPtCl₄ ²⁺イオンとの置換量の2:1化学量論により,Cu UPD-SLRRによって成長したPt膜は,析出サイクル数(1~10)での粗さの安定した増加を示した。膜の構造の相違は,予め吸着したCOの除去およびそれらの厚さの関数としてのギ酸酸化(FAO)反応を研究するためのプラットフォームとして用いてきた。Pb UPDのSLRRによって成長した同等の粗さのPt膜で,COストリッピングピークは,最低の膜(1ML)とそれよりも高い厚み(2~10ML)との間で,開始電位および~7mVの小さなピーク最大シフトに大きな変化はなかった。しかしながら,Cu UPDのSLRRによって成長したPt膜は,約26mV以上の差の大きな電位ウインドウを示し,そのピーク最大電位は析出サイクルの数によってより負にシフトした。1回のSLRRサイクルによって成長したサブML Pt(~0.56ML)について得られた最も良好なCOストリッピング電位は,Au基板を完全に覆う複数の置換によって成長した膜よりもCOが強く結合したことを示唆した。FAOに対して測定した活性は,CO電気酸化の結果と一致した。純粋なPtの活性に近い活性を示すPb UPDのSLRRによって成長した同等の粗さを有するPt膜について,FAOの活性に有意差は認められなかった。しかし,サブML Pt析出物について測定した最高活性を有するCu UPDのSLRRを介して成長したPt膜について,FAO反応性のより重要な変化を測定した。その後の置換に続いて,FAO活性は純粋なPtの活性に近づく傾向があった。SLRRによって成長したPt膜の触媒挙動の観察された差異は,それらの形態および膜のナノクラスター構造の相違の結果であった。サブ単層Pt膜では,その挙動をナノクラスターの大きさおよび析出物の被覆によって支配した。完全に覆われたAuの表面に対して,Pt膜の粗さの影響および析出物のナノクラスターの性質は,挙動および活性において支配的な役割を果たした。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 活性化 ,  酸化 ,  依存性 ,  厚み ,  *金属薄膜 ,  *白金 ,  超薄膜 ,  金 ,  *酸化還元反応 ,  一酸化炭素 ,  置換 ,  アンダポテンシャル電着 ,  結晶成長 ,  塩化白金 ,  鉛 ,  銅 ,  化学量論 ,  吸着 ,  ストリッピングボルタンメトリー ,  電気化学 ,  アノード酸化 ,  析出物 ,  ナノクラスタ ,  化成処理 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 酸化反応 ,  構造依存性 ,  厚み依存性 ,  *白金薄膜 ,  *酸化還元 ,  アンダーポテンシャル析出 ,  電位窓 ,  電気酸化 ,  化成被覆

著者キーワード (5件)： Surface Limited Redox Replacement ,  Pt-Au ,  Pt-bimetallic nanostructures ,  CO stripping ,  Formic Acid Oxidation

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  金属薄膜  (BK14030T) ,  金属の結晶構造  (BK06000V)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (11件)： 白金 ,  超薄膜 ,  酸化還元 ,  置換 ,  析出 ,  一酸化炭素 ,  蟻酸 ,  厚さ ,  構造依存性 ,  活性 ,  酸化反応