文献

J-GLOBAL ID：201602287678762109   整理番号：16A0081777

腹腔鏡下結腸直腸癌切除後の術後合併症に対する非糖尿病性高血糖の影響【Powered by NICT】

Influence of non-diabetic hyperglycemia on postoperative complications following laparoscopic colorectal cancer resection

著者 (4件)： Zeng Chunping (Dep. of Endocriology, The Affiliated Nanhai Hospital of Southern Medical Univ., Guangdong, Foshan) ,  Chen Youping (Dep. of Endocriology, The Affiliated Nanhai Hospital of Southern Medical Univ., Guangdong, Foshan) ,  Yang Qingshui ,  Liao Xinfang
資料名： Zhonghua Weichang Waike Zazhi  (Zhonghua Weichang Waike Zazhi)
巻： 18  号： 7  ページ： 684-687  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2796A  ISSN： 1671-0274  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的は,腹腔鏡下大腸癌切除術後の術後合併症に対する非糖尿病性高血糖の影響を検討する。2009~2013年に南医科大学の医学部Nanhai病院における腹腔鏡下結腸直腸癌切除を受けた636名の患者の臨床データを遡及的に解析した。糖尿病を合併した症例を除いた後,患者は高血糖群(入院期間のどの時点でも血液グルコースレベル>7.8mmol/L,n=161)と非高血糖群(n= 309)に分けた。非高血糖群と比較した結果,高血糖群は術中出血量[(186±80)ml対(158±74)ml,P=0.007],長い術後入院期間[(14.0± 6.8)d対(11.2±5.5)D,P=0.013)であった。術後合併症の全体の率はそれぞれ24.8%と16.5%(P=0.030),高血糖および高血糖群において,死亡率はそれぞれ1.2%と0.6%であった(P=0.541)。多変量分析は,高血糖が術後合併症(RR=2.425, 95% CI: 1.210-4.226, P=0.006)の独立した危険因子であることを示した。結論:非糖尿病性高血糖は,腹腔鏡下大腸癌切除術後の術後合併症のリスクを増加させる可能性がある。周術期血糖モニタリングを実施しなければならない,糖尿病有りまたは無しの患者であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *血糖 ,  *高血糖症 ,  多変量解析 ,  患者 ,  大腸腫瘍 ,  危険因子 ,  *術後合併症 ,  *腹腔鏡 ,  入院期間 ,  *糖尿病 ,  死亡率 ,  病院
準シソーラス用語： 周術期 ,  臨床データ ,  *結腸直腸癌 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 腹腔鏡 ,  結腸直腸癌 ,  術後合併症 ,  糖尿病 ,  高血糖