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J-GLOBAL ID：201602288133214177   整理番号：16A1327895

世界のドローン開発動向と農業応用からみた課題と展望

著者 (1件)： 野波健蔵 (千葉大学)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 55  号： 9  ページ： 780-787(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 世界の農業用ドローンの開発動向,およびドローンの農業応用に関する課題と展望について解説した。低コストの完全自律型小型電動ドローンの登場で,農業分野に大きなイノベーションが起きようとしている。これまでは人工衛星からのリモートセンシングだったものがユビキタスにいつでもだれでもどこでも飛行が可能となって,生育状況や圃場の健康状態を綿密に実時間でチェックできるようになろうとしている。本稿ではまず,ドローンの歴史やドローンの活躍が期待される分野,改正航空法をはじめとする社会に受け入れられるためのルールづくりについて述べた。続いて,農業用ドローンの現状と課題に関して,農薬散布用ドローンやドローン搭載用マルチスペクトルカメラ,精密農業用データを活用した地図作成・データ処理・農業分析などの事例を挙げて解説した。また,ドローンを活用した欧米式精密農業を日本が稲作農業に取り入れて推進することへの期待も述べた。

シソーラス用語： *無人機 ,  農業 ,  *リモートセンシング ,  技術革新 ,  農薬散布 ,  *監視 ,  圃場 ,  *ドローン ,  精密農業 ,  *航空機リモートセンシング ,  *植生モニタリング ,  産業
準シソーラス用語： イノベーション

著者キーワード (10件)： ドローン ,  ドローンビジネス ,  ドローン飛行ルール ,  農業用ドローン ,  精密農業 ,  drone ,  drone business ,  drone flight regulation ,  agriculture drone ,  precision agriculture

分類 (1件)： 農林水産一般  (FA01010X)

引用文献 (11件)：

• 1) https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00390979
• 2) http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html
• 3) 2016年度はドローン躍進の年となるか?日本国内でドローン活用が期待できる成長産業と事業の作り方,https://note.mu/drone_borg/n/n77fb8c9ba20d
• 4) http://www.dji.com/jp/product/mg-1
• 5) http://www.borg.media/france-drone-actual-condition/

タイトルに関連する用語 (6件)： 世界 ,  ドローン ,  開発動向 ,  農業 ,  応用 ,  展望