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J-GLOBAL ID：201602288169552931   整理番号：16A1172016

改良型開放端補正に用いる開放端部インピーダンスの計算方法の検討

著者 (4件)： 遠藤和麻 (秋田県大 大学院システム科学技術研究科) ,  笹森崇行 (秋田県大 システム科学技術) ,  戸花照雄 (秋田県大 システム科学技術) ,  礒田陽次 (秋田県大 システム科学技術)
資料名： 秋田県立大学ウェブジャーナルB(研究成果部門)(Web)  (Akita Prefectural University Web Journal B (Results of Research) (Web))
巻： 3  ページ： 39-44 (WEB ONLY)  発行年： 2016年09月30日 
JST資料番号： U0770A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 携帯電話などの無線端末が我々の生活を便利なものにしている。一方,これらの無線機きょう体を手で持つことにより,漏洩電流が発生し,アンテナの特性が変化することが問題視されている。そのため,左右対称な構造を持つ平衡給電アンテナを使用する方法が提案されている。この平衡給電アンテナを応用する際には,測定の際の入力インピーダンスを1GHz程度の周波数まで正確に測定し制御する必要があった。筆者らは,過去に測定用ジグの開放端部インピーダンスを使用する改良型開放端補正を行い,Sパラメータを正確に測定する方法を提案した。本研究では,Sパラメータ法のさらなる測定精度向上を目指して,マイクロストリップ線路製ジグを取り上げ,開放端部インピーダンスを計算する新しい方法をシミュレーションにより実証した。マイクロストリップ線路の途中で求めた反射係数から,端部でのインピーダンスを決定した。その結果,開放端部インピーダンスの測定において,従来法よりも正しい値が得られたと結論した。

シソーラス用語： *電気測定 ,  通信装置 ,  漏れ電流 ,  シミュレーション ,  電子回路 ,  *特性 ,  伝送回路 ,  *インピーダンス測定 ,  電子回路シミュレーション
準シソーラス用語： *アンテナ特性 ,  ストリップ線路回路 ,  無線機 ,  漏洩電流

分類 (1件)： R,L,C,Q,インピーダンス,誘電率の計測法・機器  (AD07030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 開放端部 ,  インピーダンス ,  計算