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J-GLOBAL ID:201602288269585650   整理番号:16A0388560

日本のエネルギー次の一手 1)全体最適をねらうために

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資料名:
巻: 36  号:ページ: 62-63  発行年: 2016年04月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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世界では,人口の増加に伴いエネルギー使用量も大きく増加し,それに伴い温室効果ガス排出量も大きく増加している。我が国は1.27億人程度で推移し2009年をピークに減少に転じたが,エネルギー使用量は決して少なくはなっていない。COP21のパリ協定では,地球の平均気温の上昇を2°C以下に抑えなければならないとされ,世界のCO2排出量を制限することが了解された。エネルギー資源が有限であることは変わらないが,枯渇が心配された石油もシェールオイルの抽出事業が順調に進み,余裕が生まれてきた。しかし地球温暖化の最近のデータでは,世界の温室効果ガスの排出量はただならぬペースで上昇し続けており,原子力エネルギーは不可欠ではないのかと,思われ始めている。先進諸国の消費エネルギーレベルは下がることがない。経済を破たんさせたままで太陽光を中心とする再生可能エネルギーの導入もできないであろう。福島原発事故は原子力発電のリスクを浮き彫りにし,放射能汚染により社会が受けるリスクを上回る原子力エネルギーから得る経済効果があるのかの疑問が,世界的に湧きあがってきた。福島原発事故は貴重な経験であり,冷静にデータを積み上げて今後の安全確保に活かさなければならない。人類は,いぞれかのリスクをとって生きていかなければならない。また,待ったんざしの環境問題に向き合わなければならない。それは重要なエネルギー問題でもある。我が国の国内の問題だけでなく,国際社会の適切な有り様を提案することが,求められている。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
エネルギー利用と環境との関係 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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