抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ETCのしくみをひも解きながら,応用されているセンサ技術や情報通信技術などについて解説した。高速道路におけるETC利用率は90%を超え,高速道路の料金支払い手段として当たり前のものとなってきた。本稿ではまず,車両側,および路側のETC設備について概説し,高速道路の料金体系やETCの動作概要を説明した。次いで,車両検知器に用いられているセンサ技術に関して,検知条件,ならびに車両検知器の種類(光学透過式,レーザ式,ループコイル式,超音波式,画像処理方式)について紹介した。さらに,車載器と路側無線装置との情報交換に用いられる無線通信に関して,標準化の動向,および5.8GHz帯のDSRC無線設備の主な技術的条件について述べた。最後に,ETCの将来動向やETC2.0についても触れた。