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J-GLOBAL ID:201602288914646106   整理番号:16A0934772

熱プロセスによる使用済み蛍光ランプからのレトルトされた蛍光体粉体の推定

Estimation of retorted phosphor powder from spent fluorescent lamps by thermal process
著者 (2件):
資料名:
巻: 50  ページ: 257-263  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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レトルト時間,レトルト温度,ドラムの回転速度により,蛍光体粉体中の水銀含有量を調査し,3社(A,B,C)で製造された使用済み蛍光ランプ(SFL)からの蛍光体粉体の熱的安定化の程度を推定した。熱実験における試料としての前記A,B,C社で製造された使用済み蛍光ランプからの蛍光体粉体の水銀含有量はそれぞれ4031 mg/kg,3522 mg/kg,3172 mg/kgであった。熱実験におけるレトルト時間,レトルト温度,ドラムの回転速度の最適条件として,それぞれ6時間,400°C,2 rpmとした。最適条件における熱処理によりレトルトされた蛍光体粉体の全ての試料の水銀含有量は3 mg/kg以下である一方で,水銀含有量を管理する熱プロセスの効率は99.9%以上であった。続いて毒性指標浸出法(TCLP)と韓国抽出試験(KET)のような浸出試験を実施し,レトルトされた蛍光体粉体が有害廃棄物であるかについての検証を行った。レトルトされた蛍光体粉体の全ての試料についての浸出濃度は前記2種類の浸出試験の規制レベルを満足した。このため,最適条件でレトルトされた蛍光体粉体は非有害廃棄物であると考えられた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理一般  ,  熱処理技術  ,  化学物質の毒性一般 

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