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J-GLOBAL ID：201602289032902168   整理番号：16A1379470

サイクロプロピルフラグメントは前臨床/臨床薬剤分子に高頻度に見られる多用途のプレイヤーである

The “Cyclopropyl Fragment“ is a Versatile Player that Frequently Appears in Preclinical/Clinical Drug Molecules

著者 (1件)： TALELE Tanaji T. (St. John’s Univ., New York, USA)
資料名： Journal of Medicinal Chemistry  (Journal of Medicinal Chemistry)
巻： 59  号： 19  ページ： 8712-8756  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： D0102A  ISSN： 0022-2623  CODEN： JMCMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サイクロプロパンは,無色で,甘い香りのする気体であり,麻酔性質がある。薬理学的に活性な化合物へのサイクロプロピル環の導入は,1960年代に遡り,2種類の主要なクラスの薬剤:フェニルサイクロプロピルアミンに基づくモノアミンオキシダーゼ阻害剤およびナルトレキソンの様なオピオイドアンタゴニストにより代表される。1960年代から現在まで,サイクロプロピルフラグメントは,米国FDAが承認した薬剤にしばしば観察されるようになっており,新薬開発で有意な役割をするようになっている。このため,メディシナルケミストは,薬理的に活性を示す分子にサイクロプロピル環を取り込むようになっている。この総説では,薬理活性を示す化合物でのサイクロプロピル環の関与についてレビューした。

シソーラス用語： *シクロアルケン ,  フラグメント ,  汎用性 ,  シクロアルカン ,  *モノアミンオキシダーゼ阻害剤 ,  麻薬拮抗薬 ,  *製品開発 ,  薬学 ,  *薬理作用 ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： *シクロプロピル基 ,  *新薬開発 ,  メディシナルケミストリー

分類 (2件)： 薬物学一般  (GV01010J) ,  中枢神経系作用薬一般  (GW03010A)

物質索引 (3件)： シクロプロパン ,  シクロプロピルアミン ,  ナルトレキソン

タイトルに関連する用語 (6件)： 臨床 ,  薬剤 ,  分子 ,  頻度 ,  用途 ,  プレイヤー