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J-GLOBAL ID:201602289089329520   整理番号:16A0721096

中性条件下でキレート剤およびPETプロモーターとして作用する,カルバモイルメチル基を持つナフタルイミド基盤のCd2+蛍光プローブ

A Naphthalimide-Based Cd2+ Fluorescent Probe with Carbamoylmethyl Groups Working as Chelators and PET-Promoters under Neutral Conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号: 25  ページ: 8579-8585  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では新規なナフタルイミド基盤のCd2+プローブ(1)を開発し,バックグラウンド応答がほとんど無く,その高い結合定数[K=(2.10±0.423)×106]と実用的な作用pH範囲を通じて,Cd2+に対する高い選択性と感度を持つことを特徴とすることを示した。化合物1のn-ブチル基にイミドおよびアミド置換をすると膜透過性を持つようになり,それ故にこのようにして得られた誘導体(4)はHeLa細胞におけるCd2+の蛍光画像に実用的用途に用いられるようになった。化合物1から誘導された種々の誘導体化合物の間の蛍光性状を比較すると,化合物1におけるカルバモイルメチル基がCd2+キレート剤として機能するのみならず,第三アミノ基の塩基性を低下させることによって,光誘起電子移動(PET)のプロモーターとして機能することを示した。以上の結果から化合物1と4が中性条件下で,Cd2+のプローブとして高い実用性能を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生体の顕微鏡観察法  ,  生物物理的研究法 
物質索引 (2件):
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