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J-GLOBAL ID：201602289352055568   整理番号：16A0894193

炭化水素系熱硬化性樹脂の電気絶縁材料への適用評価

著者 (5件)： 吉田圭佑 (九州工業大学) ,  小迫雅裕 (九州工業大学) ,  石辺信治 (津山工業高等専門学校) ,  匹田政幸 (九州工業大学) ,  亀井伸人 (RIMTEC(株))
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 136  号： 5  ページ： 324-329(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭化水素系熱硬化性樹脂であるP-DCPと,その高耐熱タイプであるP-TCPの電気絶縁材料への適用可能性を判断するため,主剤粘度,ニート樹脂におけるガラス転移温度,曲げ強度,曲げ弾性率,線膨張率,吸水率,誘電特性,体積抵抗率,および絶縁破壊強度を評価し,従来から一般的に電気絶縁材料として広く用いられているビスフェノールA型の汎用エポキシ樹脂との比較検討を行った。その結果,炭化水素系熱硬化性樹脂は,低粘度,低誘電・低損失性,低吸水性を有し,高耐熱化の開発も可能であるため,次世代の電気絶縁材料として非常に有望である可能性が示された。

シソーラス用語： *熱硬化性プラスチック ,  *絶縁材料 ,  利用 ,  適応性 ,  *可能性 ,  ガラス転移点 ,  絶縁耐力 ,  電気抵抗率 ,  曲げ強さ ,  弾性係数 ,  係数 ,  比率 ,  熱膨張 ,  吸水率 ,  誘電性 ,  *絶縁体
準シソーラス用語： 熱硬化性樹脂 ,  電気絶縁材料 ,  適用 ,  適用性 ,  *適用可能性 ,  ガラス転移温度 ,  絶縁破壊強度 ,  曲げ強度 ,  曲げ弾性率 ,  体積抵抗率 ,  線膨張率 ,  誘電特性

著者キーワード (10件)： 炭化水素系熱硬化性樹脂 ,  ポリジシクロペンタジエン ,  ポリトリシクロペンタジエン ,  誘電特性 ,  絶縁破壊強度 ,  hydrocarbon-based thermosetting resin ,  poly-dicyclopentadiene ,  poly-tricyclopentadiene ,  dielectric properties ,  dielectric strength

分類 (2件)： 絶縁材料  (NA04030W) ,  電気絶縁材料  (YH06020F)

引用文献 (25件)：

• (1) 三浦高裕:ジシクロペンタジエン(DCPD)RIM成形の最新技術と応用事例, プラスチックス・エージ社 (2008)
• (2) 三枝武夫:開環重合(I), 化学同人社 (1971)
• (3) K. J. Ivinl : Olefin Metathesis, Academic Press (1983)
• (4) K. J. Ivinl and J. C. Mol : Olefin Metathesis and Metathesis Polymerization, Academic Press (1993)
• (5) H. Ohshima, T. Takagame, A. Tuji, Y. Wakimoto, and T. Kimura : “Air Containing Dicyclopentadiene Polymer Using Ruthenium Catalyst, for UHF Insulating Material”, IEEJ Trans. FM, Vol. 123, No. 5, pp. 513-518 (2003) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (4件)： 炭化水素系 ,  熱硬化性樹脂 ,  電気絶縁材料 ,  評価