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J-GLOBAL ID:201602289493857506   整理番号:16A1294634

自閉症スペクトラム障害患者の高いω-3ポリ不飽和脂肪酸/アラキドン酸比とシグナルメディエーターのアップレギュレーション

Increased ω-3 polyunsaturated fatty acid/arachidonic acid ratios and upregulation of signaling mediator in individuals with autism spectrum disorders
著者 (4件):
資料名:
巻: 145  ページ: 205-212  発行年: 2016年01月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:オメガ-3/オメガ-6PUFAsと神経シグナル間の繋がりの研究は自閉症スペクトラム障害(ASD)の最優先の研究課題である。主な方法:著者らは血漿ドコサヘキサエン酸(DHA)/アラキドン酸(AA)とエイコサペンタエン酸(EPA)/AAの比,セルロプラスミン,トランスフェリンとスーパーオキシドジスムターゼといったAA関連シグナルメディエーター間の関係を28名のASDの行動症状をもつ患者(平均年齢13.5±4.6歳)と21名の年齢と性別調整の正常健常対照(平均年齢13.9±5.7)で検討した。行動症状は異常行動チェックリスト(ABC)を用いて評価された。著者らは食事摂取量を調節し,食事の栄養摂取を評価した。結果:オメガ-3とオメガ-6PUFAs,飽和と不飽和脂肪酸,DHA,AA,鉄と銅の栄養摂取に相違はなかった。血漿EPA,DHAとアラキドン酸レベルおよび血漿DHA/AAとEPA/AAの比は28名のASD患者で21名の対照より有意に高く,血漿AAとアドレン酸が有意に低かった。ABCスコアは対照群に比べてASD群で有意に高かった。ASD群の血漿セルロプラスミンレベルは対照群のそれと比較して有意に低下した。結論:高い血漿DHA/AAとEPA/AAの比は神経保護作用をもつセルロプラスミンの低レベルと関係する可能性がある。低い血漿セルロプラスミンレベルは脳損傷に対する保護能を減じ,ASD患者の行動症状の病理生理を促進するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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精神科の基礎医学  ,  生物学的機能 
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