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J-GLOBAL ID:201602289557490781   整理番号:16A1165291

イソクエルシトリンはヒトKU812細胞におけるMAPキナーゼとNF-κBの活性化を阻害することによりヒスタミンおよび炎症性サイトカインの発現を抑制する【Powered by NICT】

Isoquercitrin suppresses the expression of histamine and pro-inflammatory cytokines by inhibiting the activation of MAP Kinases and NF-κB in human KU812 cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 407-412  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2647A  ISSN: 2095-6975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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肥満細胞と好塩基球はその細胞質に豊富な分泌か粒を含む多機能エフェクター細胞である。両細胞型は,多様な炎症性および免疫事象に関与する,炎症性メディエーターのアレイを生成する,サイトカインである。研究の目的は,イソクエルシトリンはヒト好塩基球KU812細胞においてアレルギー性および炎症反応を調節するかどうかを検討し,マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ()及び核因子(NF)-κB活性化のりん酸化に及ぼすその影響を解明することであった。KU812細胞はホルボール 12 ミリスタート 13 アセタート+カルシウムイオノフォアA23187(PMACI)により刺激した。刺激KU812細胞におけるヒスタミンおよび炎症性サイトカインの産生に対するイソクエルシトリンの阻害効果は,サイトカイン特異的酵素結合免疫吸着(EL1SA)アッセイを用いて測定した。ウェスタンブロット分析により,MAPKとNF-κB蛋白質レベルに対するイソクエルシトリンの効果を評価した。著者らの結果は,PMACI刺激KU812細胞のイソクエルシトリン処理はヒスタミンおよび炎症性サイトカインの産生,インターロイキン(IL)- 6,IL-8,IL-1β,腫瘍壊死因子(TNF)を有意に減少させることを示した。処理した細胞は,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)のリン酸化の減少を示した,イソクエルシトリン仲介アレルギー阻害におけるERKの役割を明らかにした。さらに,イソクエルシトリンはヒト好塩基球細胞におけるNF-κBのPMACI仲介活性化を抑制した。結論として,本研究の結果から,炎症性及びアレルギー性反応の治療のためのイソクエルシトリンの潜在的治療上の使用に洞察を提供した。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  免疫反応一般 

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