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J-GLOBAL ID：201602289889357335   整理番号：16A0423470

次極小R対称模型:Diracゲージノ,Higgs質量および不可視幅

Next-to-minimal R-symmetric model: Dirac gaugino, Higgs mass and invisible width

著者 (2件)： NAKANO Hiroaki (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  YOSHIKAWA Masaki (Niigata Univ., Niigata, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2016  号： 3  ページ： 033B01 (WEB ONLY)  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DiracゲージノおよびR対称Higgsセクタの良い性質をもつ極小U(1)_R対称模型の1重項拡張を調べた。同時に,R荷電1重項のHiggs2重項との超ポテンシャル結合がHiggsボソン質量への大きな寄与をもたらすことが可能である。Diracゲージノにおいてしばしば起こるようにSUSYスケールが1TeVより低くD項Higgsポテンシャルが抑制されたとしても,125GeVのHiggsボソンが摂動的統一と矛盾しないことを示した。この模型はまた軽いスカラーとフェルミオン,擬モジュラスおよび擬ゴールドスティーノを含む。前者はSUSYを破るソフト項により,後者に対しては小さな明示的R対称性の破れにより主に質量を得る。Higgs質量と幅がこれらの軽い自由度によりどのように影響されるかを検討した。具体的には,R荷電Higgsのパラメータに依存して標準模型のHiggsボソン質量の半分より軽い擬モジュライがZおよびHiggsボソンの不可視崩壊からの制限によってもなお許容されることを見つけた。また,そのような軽いスカラーはHiggsボソン質量を高々数%減少させ得ることを見つけた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Higgs場 ,  *超対称性 ,  対称性の自発的破れ ,  *ゲージノ ,  崩壊幅 ,  Higgs機構 ,  モデル ,  Higgsボソン ,  超対称模型
準シソーラス用語： R対称性 ,  ゲージ伝達超対称性の破れ ,  SUSY

分類 (1件)： 電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A)

引用文献 (62件)：

• G. F. Giudice and A. Strumia, Nucl. Phys. B 858, 63 (2012) [arXiv:1108.6077 [hep-ph]] [Search inSPIRE].
• L. J. Hall and L. Randall, Nucl. Phys. B 352, 289 (1991).
• L. Randall and N. Rius, Phys. Lett. B 286, 299 (1992).
• P. J. Fox, A. E. Nelson, and N. Weiner, J. High Energy Phys. 0208, 035 (2002) [arXiv:hep-ph/0206096] [Search inSPIRE].
• M. Heikinheimo, M. Kellerstein, and V. Sanz, J. High Energy Phys. 1204, 043 (2012) [arXiv:1111.4322 [hep-ph]] [Search inSPIRE].

タイトルに関連する用語 (4件)： 対称 ,  模型 ,  ゲージノ ,  Higgs質量