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J-GLOBAL ID:201602289917543827   整理番号:16A1184367

N-複素環式カルベン配位子によるアリールスルフィドの交差カップリング

Cross-coupling of Aryl Sulfides Powered by N-Heterocyclic Carbene Ligands
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  号: 11  ページ: 1119-1127  発行年: 2016年11月01日 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アリールスルフィドの交差カップリング反応は,見た目よりも難しい。本発明者らは,遷移金属-NHC錯体が,種々の交差カップリング反応において求電子カップリング同伴者として広範囲のアリールスルフィドを効率的に使用することを可能にし,交差カップリング技術に利用可能なアリールスルフィドの範囲を著しく拡大したことを開示した。新しく導入された求核性同伴物には,アリール亜鉛試薬,アルキニルマグネシウム種のようなGrignard試薬,アミン,ケチミンおよびジボロンが含まれ,Negishi型カップリング,Kumada-Tamao-Corriu型カップリング,Buchwald-Hartwig型アミノ化,Buchwald-Hartwig-Miura-カルボニル化α-カルボニル化,ならびにMiyaura型ホウ素化などが挙げられる。これらの交差カップリング反応は,硫黄特異的変換と組み合わせて有機硫黄基質を調製する場合に特に有利である。C-S結合の触媒的変換の開発を通して,硫黄ベースの有機合成は従来のハロゲンベースの有機的方法論を補完するようになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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付加反応,脱離反応 
物質索引 (8件):
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引用文献 (83件):
  • 1) Reviews: (a) Yu, D.-G.; Li, B.-J.; Shi, Z.-J. Acc. Chem. Res. 2010, 43, 1486.
  • (b) Rosen, B. M.; Quasdorf, K. W.; Wilson, D. A.; Zhang, N.; Resmerita, A.-M.; Garg, N. K.; Percec, V. Chem. Rev. 2011, 111, 1346.
  • (c) Tobisu, M.; Chatani, N. Top. Organomet. Chem. 2013, 44, 35.
  • (d) Han, F.-S. Chem. Soc. Rev. 2013, 42, 5270.
  • (e) Li, W.-N.; Wang, Z.-L. RSC Adv. 2013, 3, 25565.
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タイトルに関連する用語 (3件):
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