文献
J-GLOBAL ID:201602290501515874   整理番号:16A0846144

DFT計算を使用したポリアニリンエメラルジンガスセンサによるアセトン,ホルムアルデヒド,およびホスゲンを含む有毒性カルボニル種の決定

Determination of toxic carbonyl species including acetone, formaldehyde, and phosgene by polyaniline emeraldine gas sensor using DFT calculation
著者 (3件):
資料名:
巻: 232  ページ: 165-174  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリアニリンエメラルジン塩(PANI ES)によるアセトン,ホルムアルデヒド,およびホスゲンなどの有毒カルボニル気体の検出が,UB3LYP/6-31G(d)レベルの理論を使用して理論的に調べられた。有毒性カルボニル種と錯体形成したnPANI ES(n=2,4,6,および8)の感知潜在能力が構造的,電子的および光学的性質の観点から記述された。有毒カルボニル化合物に応答した後でのPANI ESのHOMO-LUMOギャップは減少することを見出したが,これは裸のままのPANI ESと比較してPANI ES錯体の骨格に沿ってのより高い電子非局在化と導電性を明らかにしている。ホスゲンは最も高い導電性を示し,これにホルムアミドとアセトンがそれぞれ続くが,一方で,相互作用エネルギーに対しては逆の傾向が見いだされた。PANI ES錯体のTD-UB3LYP/6-31G(d)法により推定された紫外-可視-近赤外スペクトルは,それらの本来構造と比較してすべて青方偏移しており,n型のドーピングプロセスを確認している。アセトン感知に対する青方偏移の量はホルムアルデヒドとホスゲンに対して観察されたものよりも明らかに高い。これらの得られた結果は,有毒性カルボニルガスを感知するポリアニリンエメラルジン塩の導電性増強を明らかにしただけでなく,さらに光学的測定を利用することによるそのような有毒ガスを定量できる能力をも示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機物質の物理分析一般  ,  分析機器 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る