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J-GLOBAL ID：201602290692264928   整理番号：16A1038752

空気中の希ガス誘電体バリア放電(無声放電)のイオン化への微量不純物の影響に関する実験研究

An experimental study on the influence of trace impurities on ionization of atmospheric noble gas dielectric barrier discharges

著者 (7件)： Klute F. D. (ISAS-Leibniz Institut fuer Analytische Wissenschaften, Bunsen-Kirchhoff-Str. 11, 44139 Dortmund, Germany. [e-mail]) ,  Schuetz A. ,  Michels A. ,  Vadla C. ,  Veza D. ,  Horvatic V. ,  Franzke J.
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 141  号： 20  ページ： 5842-5848  発行年： 2016年10月21日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 希ガス放電における微量不純物の影響は,理論研究では十分に確立されてきたが,実験的な取り組みは困難である。特に,ヘリウム放電における微量濃度のN₂の影響は,He 5.0ではヘリウムの純度が99.999%でしかないために,研究することが複雑であった。これは,残留濃度が10ppmであることになり,He中の3ppmのN₂に対応する。また,He DBDプラズマジェットは,通常,N₂を大量に含む大気圧下で行うため,事態はより困難となる。本研究では,この問題を,2つの面から取り組む。最初の方法は,DBDプラズマジェットを,準制御されたHe気相の下で行うというもので,これにより,空気中のN₂の影響を無くし,N₂の規定の混入を可能にする。第二の方法は,操作ガスとしてArを用いるもので,He中の適した置換不純物(N₂のような)としてプロパン(C₃H₈)を導入するものである。結果に示されたように,それぞれの不純物を含むHeあるいはAr中の放電では,共に,定性的には同じ挙動を示した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *無声放電 ,  *イオン化 ,  *効果 ,  *希ガス ,  研究 ,  プラズマジェット ,  ヘリウム ,  気体放電 ,  アルゴン ,  窒素 ,  アルカン
準シソーラス用語： *不純物効果 ,  実験研究 ,  *誘電体バリア放電

分類 (1件)： 気体放電  (BJ03020T)

物質索引 (1件)： プロパン

タイトルに関連する用語 (8件)： 空気中 ,  希ガス ,  誘電体バリア放電 ,  無声放電 ,  イオン化 ,  不純物 ,  実験 ,  研究