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J-GLOBAL ID:201602290713797900   整理番号:16A0932153

水質試料中の環境毒素ミクロシスチン-LR用の簡易,高感度,選択性アプタマベース比色センサ

A simple highly sensitive and selective aptamer-based colorimetric sensor for environmental toxins microcystin-LR in water samples
著者 (6件):
資料名:
巻: 304  ページ: 474-480  発行年: 2016年03月05日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミクロシスチン-LR(MC-LR)の選択的検出用に簡易,高感度のアプタマベース比色センサを開発した。認識要素として,高い親和性でMC-LRを結合できるアプタマ(ABA)を採用した。一方,金ナノ粒子(AuNPs)は検出材料として機能し,そのプラズマ共鳴吸収ピークは,高濃度塩化ナトリウム条件下での標的結合によって赤方偏移を起こす。MC-LRを添加すると,AuNPsに吸着されたランダムコイル構造のABAは,整然とした構造に変化してMC-LR-ABA錯体を形成し,AuNPs表面から脱離して,AuNPsの凝集体をもたらし,粒子間プラズモン結合によって赤色から青色に変色した。以上の結果,ABAを用いた比色センサが,線形範囲0.5nM~7.5μMでは迅速,高感度MC-LR検出性能を示し,検出限界は0.37nMに達することが分かった。この間,汚染水質試料中の共存汚染質は,MC-LR検出に対して妨害作用を示さなかった。ABA/MC-LR間の高度親和相互作用が,MC-LR検出時の感度及び選択性を著しく高めることを示す機構を提示した。本法の高い実用性を示す適用事例も紹介した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水質調査測定一般  ,  その他の汚染原因物質 
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