文献
J-GLOBAL ID:201602290882911458   整理番号:16A1275402

長期的な関係:急性および慢性の感染症におけるToxoplasma gondiiの発達段階と宿主との複雑な相互作用

Long-Term Relationships: the Complicated Interplay between the Host and the Developmental Stages of Toxoplasma gondii during Acute and Chronic Infections
著者 (2件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 387-401  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: B0176A  ISSN: 1092-2172  CODEN: MMBRF7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
寄生虫感染症のトキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)の性周期はネコ科腸上皮組織に限定され,無性生殖サイクルは温血動物内で起る。T.gondiiは,オーシストで汚染された食物や水中の組織嚢胞の摂取によって体内に摂取される。ヒトの人口の3分の1が慢性的にT.gondii嚢胞に感染しており,これは再活性化する場合があるため免疫監視機構が低下した人にとって特に危険である。特定のT.gondii株に感染した場合,または感染が先天的に獲得された場合には,健康な個体においても重大な合併症は起こり得る。感染時の個々の多くの局面がよく理解されているが,感染の慢性期に嚢胞形態を除去するための薬剤はない。このレビューでは,T.gondii感染の進行中の宿主と寄生虫との複雑な関係について,先天的免疫応答と適応免疫応答との共通性,およびこれらの応答を刺激するために必要とされるT.gondii特異的蛋白質の広範な見解,分子レベルの相互作用を分析するためのツールの最近の進歩,in vivoで寄生虫を分析するRNA-seqとプロテオミクスの使用,RNA-seqおよびプロテオーム分析から同定された候補遺伝子の機能のより迅速な分析を可能にする宿主と寄生虫の両方で迅速な遺伝子削除のためのCRISPR/Cas9テクノロジーの適応およびCreレポーターマウスと組み合わせたルシフェラーゼまたは蛍光蛋白質を発現する寄生虫の使用などの動物感染時の感染細胞の特異的モニタリングおよびワクチン開発などの知見を紹介する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物の寄生虫病  ,  抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  異種生物間相互作用  ,  感染症・寄生虫症一般 

前のページに戻る