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J-GLOBAL ID：201602291069768465   整理番号：16A0751823

4つの新しいランタニド-有機フレームワーク:選択的ルミネセンスセンシングおよび磁気特性

Four new lanthanide-organic frameworks: selective luminescent sensing and magnetic properties

著者 (7件)： Ning Yan (Key Laboratory of Synthetic and Natural Functional Molecule Chemistry of the Ministry of Education, Shaanxi Key Laboratory of Physico-Inorganic Chemistry, College of Chemistry & Materials Science, Northwest University, Xi’an 710069, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Wang Lu ,  Yang Guo-Ping ,  Wu Yunlong ,  Bai Nannan ,  Zhang Wenyan ,  Wang Yao-Yu
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 45  号： 32  ページ： 12800-12806  発行年： 2016年08月28日 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半-剛体V-形状多重カルボキシレート配位子2-(2′,4′-ジカルボキシルフェノキシ)安息香酸(H₃L)およびLn(NO₃)₃・6H₂Oを用いたソルボサーマル反応によって,4つの新しい同型構造ランタニド-有機フレームワーク,[Ln(L)(H₂O)₂]・H₂O・CH₃CN (1-Ln) (Ln=Eu,Tb,DyおよびGd)がうまく合成された。1-Lnは,カルボキシレート基で修飾された層間チャンネルをもつ2Dレイヤーバイレイヤーフレームワークを示した。1-Euはすぐれたルミネセンス特性を示し,したがって異なる金属イオンおよびアニオンをセンシングするためのプローブとして選択された。その結果として,1-Euはルミネセンスクエンチング効果によって,同時にFe³⁺およびCr⁶⁺イオンに対する高い選択性および感度を示し,よってこれらの汚染金属イオンを探針するためのすぐれた候補者であった。さらに,1-Dy中でのDy³⁺イオン間では反強磁性交換相互作用も存在した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： ユウロピウム錯体 ,  テルビウム錯体 ,  ジスプロシウム錯体 ,  ガドリニウム錯体 ,  *希土類元素錯体 ,  *ルミネセンス ,  化学合成 ,  *磁気的性質 ,  交換相互作用 ,  消光 ,  自己組織化 ,  薄膜成長 ,  *蛍光センサ ,  プローブ ,  カルボン酸塩 ,  結晶構造 ,  磁化率
準シソーラス用語： 配位重合体 ,  ソルボサーマル法 ,  *ランタニド錯体 ,  レイヤーバイレイヤー自己集合 ,  *金属-有機フレームワーク ,  蛍光クエンチング ,  蛍光プローブ ,  反強磁性相互作用

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

物質索引 (1件)： 2-[2,4-ビス(ヒドロキシカルボニル)フェノキシ]安息香酸

タイトルに関連する用語 (3件)： ランタニド ,  フレームワーク ,  磁気特性