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J-GLOBAL ID:201602291284600924   整理番号:16A1340848

障壁としてMgOとCaF2を用いたMgB2上の超伝導トンネル接合

Superconducting tunnel junctions on MgB2 using MgO and CaF2 as a barrier
著者 (5件):
資料名:
巻: 530  ページ: 82-86  発行年: 2016年11月15日 
JST資料番号: T0580A  ISSN: 0921-4534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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障壁としてMgOとCaF2を用いたMgB2上の超伝導-絶縁体-常伝導金属(SIN)および超伝導-絶縁体-超伝導(SIS)の両方の超伝導トンネル接合の作製について報告する。MgO障壁を用いて作製したSIN接合は,2.5~3meVの大きな超伝導ギャップ(Δ)と低いゼロバイアス伝導を含む優れた準粒子特性を示した。MgOを用いたSIS接合も作製したが,SIS接合の準粒子特性はSIN接合のものほど良好ではなかった。すなわち,超伝導ギャップは減少し,ゼロバイアス伝導は高くなった。MgB2頂部電極が良好に成長しないことがわかった。このことは,in situ RHEED観察からも示唆された。CaF2障壁を用いて作製したSIN接合は,MgO障壁を用いたものよりも準粒子特性が鋭くなかった。しかしながら,CaF2障壁を用いたSIN接合は,4.2Kで1mVを越えるかなり大きなIcRN値を示し,ほぼ膜のTc(約30K)まで有限のJosephson電流も示した。RHEED観測から,CaF2障壁上にMgB2頂部電極が良好に成長していることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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Josephson接合・素子 
タイトルに関連する用語 (5件):
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