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J-GLOBAL ID:201602291416264261   整理番号:16A1196765

高圧中性子ビームラインPLANETの概要と中性子回折実験の実際

著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 89-98(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L1386A  ISSN: 0917-639X  CODEN: KKGIE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中性子は,X線と同じように,原子レベルで物質構造を解明する有力な手段として広く使われている。中性子実験は,水や軽元素の挙動を解明する魅力的なプローブであるが,高圧実験が必要であった。J-PARCに高温高圧実験専用ビームラインを建設しようという機運が動き始めたのが2002年頃である。その後,J-PARCにおいて,高圧研究に特化したビームライン装置として,中性子ビームライン「PLANET」が開発された。本論文では,「PLANET」の建設の歴史を説明し,完成したシステムの性能や概要について紹介した。PLANET独自の特徴として,非常に強くて明るい中性子ビームが挙げられる。また,大きな試料量や,独立して制御可能なプレスなどの特徴も説明した。これらの特徴を有効に利用することで,多くの分野で新しい科学実験が可能になることを指摘した。
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分類 (2件):
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高圧技術  ,  中性子回折法 
引用文献 (20件):
  • [1] S. Klotz: Techniques in high-pressure neutron scattering (CRC Press, Boca Raton London NewYork, 2013).
  • [2] 新井正敏: 高圧力の科学と技術, 14, 119 (2004).
  • [3] 新井正敏: 高圧力の科学と技術, 19, 4 (2009).
  • [4] T. Hattori, A. Sano-Furukawa, H. Arima, K. Komatsu, A. Yamada, Y. Inamura, T. Nakatani, Y. Seto, T. Nagai, W. Utsumi, T. Iitaka, H. Kagi, Y. Katayama, T. Inoue, T. Otomo, K. Suzuya, T. Kamiyama, M. Arai, T. Yagi: Nucl. Instrum. Methods Phys. Res. A, 780, 55 (2015).
  • [5] A. Sano-Furukawa, T. Hattori, H. Arima, A. Yamada, S. Tabata, M. Kondo, N. Nakamura, H. Kagi, T. Yagi: Rev. Sci. Instrum., 85, 113905 (2014).
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