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J-GLOBAL ID:201602291646962778   整理番号:16A1004900

可逆的に動作し熱的に安定に動作するダイアフラム弁を備えたラボオンディスク

A lab-on-a-disc with reversible and thermally stable diaphragm valves
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号: 19  ページ: 3741-3749  発行年: 2016年10月07日 
JST資料番号: W2330A  ISSN: 1473-0197  CODEN: LCAHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ラボオンディスクは,遠心力を利用して液体を汲み上げるユニークなマイクロ流体プラットフォームである。これは,複数のポンプおよび複雑な配管への接続の必要性がないため,臨床治療デバイスに多くの利点をもたらす。臨床化学,イムノアッセイ,細胞分析,核酸検査など幅広い分野への応用の可能性を,回転ディスク上のシステムで実証した。完全に集積化され自動化された方法で,生物学的試験の実行を可能にするためには,集積化されたバルブの堅牢な作動が前提条件となる。しかし,従来の受動型弁は,その動作が,移動される液体の物理的特性に加えて,チャネルの幾何学的形状及び化学的性質によって容易に影響され,回転周波数にも依存するという重大な欠点を有していた。いくつかの能動型バルブ技術は,回転周波数とは無関係に弁の個々の作動を可能にするが,複雑な製造機構および作動機構の複雑な操作手順を必要とするため,一般的な用途において広く受け入れられてはいない。ここでは,前例のない操作性の良さと堅牢性を備えた複数のバルブの可逆的かつ熱的に安定した作動を可能にすることができ,かつ個別にアドレス可能なダイヤフラムバルブ(IDバルブ)を組み込んだラボオンディスクについて報告した。これらのIDバルブは,3Dプリンタにより作製したプッシュツイストバルブに埋め込まれた弾性エポキシダイアフラムから構成されており,単純な自動ドライバーユニットで簡単に作動させることがでる。思考実験の証明として,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)およびポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を完全自動化された方法でディスク上で実施して,堅牢で可逆的で熱的に安定なバルブ動作を実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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システム設計・解析  ,  配管材料,弁  ,  医療用機器装置 
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
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