抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CRF1000L Africa Twinは,大型オン/オフロードモデルとして新たに開発された。このモデルは,1988年にデビューし名声を博した,XRV650Africa Twinに始まるシリーズに対する,12年の時を経たのちの後継機種として開発された。このモデルをデザインするにあたり,一目でAfrica Twinだとわかるということや,最新のレーシングマシンが持つ技術の流れを感じさせることをコンセプトとした。このコンセプトのもと,スタイリングデザインにおいては,車両全体のデザインともに,フェアリング,フューエルタンク,ヘッドライト,メータなどのディティールにわたって,全身機能美の表現を実現し,Africa Twinとしての個性を際だたせた。また,カラーリングにおいては,「Africa Twinブランドの再興」をコンセプトの根幹に据え,トリコロール,CRF450Rallyカラー,スタンダードカラー,それぞれに個性を持ったカラーリングをそなえることで,伝統,先進,そして顧客ニーズにバランスよく応えることを可能とした。これらスタイリングデザインとカラーリングにより,伝統的なAfrica Twinスタイリングと,最新の技術に裏付けられたラリー向けレーシングマシンのスタイリングの融合,という所期のデザイン目標を成立させた。(著者抄録)