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J-GLOBAL ID:201602292177915135   整理番号:16A0564512

miR-17はCdc42 mRNAを標的にしてヒラメ(Paralichthys olivaceus)の成長に関与する

miR-17 is involved in Japanese Flounder (Paralichthys olivaceus) development by targeting the Cdc42 mRNA
著者 (5件):
資料名:
巻: 191  ページ: 163-170  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒラメの変態発生中において197nt数のmiRNAの発現パターンが最近解析された。ヒラメの変態時にmiR-17は違った形で発現された。しかし,ヒラメ変態時のmiR-17の役割は未だ解明されていない。バイオインフォーマティクス解析により,Cdc42がmiR-17の暫定的な標的であることが示された。Cdc42は,細胞の接着や遊走,極性,細胞質分裂,成長,アクチン骨格,微小管動態,転写因子活動に関係する遺伝子であった。従って,Cdc42は変態発生に貢献すると考えた。本研究では,ヒラメ胚細胞(FEC)の細胞でmiR-17の過発現がCdc42の発現を抑制することを明らかにした。ルシフェラーゼレポーターアッセイによりCdc42がmiR-17の標的であることを確認した。ヒラメ由来のCdc42のcDNAを初めてクローニングし,特性化した。miR-17の発現は,時間的推移時とヒラメ成魚組織内においてCdc42 mRNA発現とは負の相関であることを見出した。これらの結果から,miR-17での減少がヒラメ変態時のCdc42のアップレギュレーションに寄与することを示唆した。Cdc42の遺伝子発現は,ヒラメ変態時に甲状腺ホルモンによりダウンレギュレーションされたが,一方でmiR-17はその発生段階で甲状腺ホルモンにより著しくアップレギュレーションされた。これらの結果は,miR-17がCdc42の負の調節因子であることを示唆した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  成長  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (6件):
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