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J-GLOBAL ID:201602295306691683   整理番号:16A0881047

初期カンブリア紀上部揚子江浅い海における古海洋有機炭素シンクフラックスへの酸素発生型光合成の寄与:黒色頁岩記録からの証拠【Powered by NICT】

Contribution of Oxygenic Photosynthesis to Palaeo-Oceanic Organic Carbon Sink Fluxes in Early Cambrian Upper Yangtze Shallow Sea: Evidence from Black Shale Record
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 211-224  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2609A  ISSN: 1674-487X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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カンブリア紀初期の揚子江プレートに発生した広範な海進はNiutitang Formationの大量の有機炭素プールをもたらした。地球表面下3~251.08 3~436.08mから黒色頁岩コア部は初期カンブリア紀上部揚子江浅海域における有機炭素シンクフラックスに酸素発生型光合成の寄与を推定した。結果は,酸素発生型光合成は初期カンブリア紀における炭素固定において最も重要な役割を果すことを示した。有機炭素シンクは主に光合成微生物,シアノバクテリア,藻類及び古細菌による寄与していた。Niutitang形成は約0.09±0.03mm/年の沈降速度で深層無酸素海成陸棚堆積環境で形成された。Niutitangシェール中の初期TOC量は0.18%から7.09%の範囲で,平均2.15%であった。沈降速度と初期TOC量と一致して,有機炭素シンクフラックスを計算し,0.21~8.10×10~3kg/km~2年(-1)から,特に3.80から8.10×10 3kg/km~2年(-1)から3 385および3 470m範囲間の深さの有機炭素シンク流束,平均 6.03×10~3kg/km 2年(-1)の現代の海洋堆積物のそれよりもはるかに高いことが分かった。Niutitangシェールの有機炭素シンクフラックスは0.56~21.61×10~3kg/km~2年(-1)正味の酸素初期カンブリア紀海洋と大気中に放出されるに等しく,この放出された酸素は,地球表面と後生動物の多様化の酸素レベルを有意に促進した可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  代謝と栄養  ,  光合成 
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