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J-GLOBAL ID：201602296187888690   整理番号：16A0452493

単純な超空洞(ボイド)模型におけるCMB,Sunyaev-Zel’dovich銀河団計数,及び局所Hubbleパラメータ測定の間の関係

Relationship between the CMB, Sunyaev-Zel’dovich cluster counts, and local Hubble parameter measurements in a simple void model

著者 (4件)： ICHIKI Kiyotomo (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  YOO Chul-Moon (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  OGURI Masamune (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OGURI Masamune (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 93  号： 2,Pt.A  ページ： 023529.1-023529.6  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Planck衛星によりSunyaev-Zel’dovich(SZ)効果から導出した重い銀河団の個数は宇宙マイクロ波背景(CMB)非等方性から期待された値の約半分であり一致しない。本稿では,近隣宇宙が局所低密度領域に存在するならばこの相違が解決できることを示したLeeのアイデアを再吟味した。低密度領域の開いた幾何を有する単純なFriedmann-Robertson-Walker模型(超空洞模型)を採用し,Markov連鎖モンテカルロ法を用いて問題解決に必要な低密度領域の広さを調べた。CMB及びSZデータ系の共同フィッティングは局所Hubbleパラメータ(H_loc)の値を予想することを示した。直接測定とより良く一致する値予想値はH_loc=70.1±0.34kms^-1Mpc^-1であり,直接測定結果とより良く一致することが分かった。

シソーラス用語： 膨張宇宙 ,  *宇宙黒体放射 ,  天文衛星 ,  データ解析 ,  *空間分布 ,  *銀河団 ,  異方性 ,  Markov連鎖 ,  モンテカルロ法 ,  *Hubbleの定数 ,  事後確率 ,  赤方偏移 ,  暗黒物質
準シソーラス用語： 超空洞 ,  Sunyaev-Zeldovich効果 ,  Planck衛星 ,  *宇宙マイクロ波背景放射 ,  密度パラメータ

分類 (1件)： 星雲  (DB06000W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 空洞 ,  ボイド ,  模型 ,  銀河団 ,  計数 ,  Hubbleパラメータ