特許
J-GLOBAL ID:201603000047900922

内燃機関の過給装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-036865
特許番号:特許第6007459号
出願日: 2016年02月29日
要約:
【課題】駆動流にて過給を行う空気流量増幅器を備えた過給手段と、前記過給手段に駆動流を供給する二つの駆動流供給手段と、前記二つの駆動流の圧力および/または流量を制御する流体制御手段と、から成る内燃機関の過給装置において、前記二つの駆動流を各々の前記流体制御手段にて制御するが、前記二つの駆動流を正確な混合比で混合することが困難であるので、駆動流である燃料等の適正な予混合気の過給が困難で、前記二つの駆動流の圧力差が大きい場合は駆動流同士の逆流等の問題点がある。 【解決手段】内燃機関の前記流体制御手段に、前記流体通路の両方に設けた容積型ポンプと前記二台のポンプを連動する回転制御手段で構成されるポンプ式ミキサを設け、各々の駆動流供給圧の制御による混合率と、前記回転制御手段の回転制御による過給圧を正確に制御できる内燃機関の過給装置である。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関の燃焼室に駆動流で吸気を加圧して送り込む過給手段、前記過給手段に供給する駆動流を制御する流体制御手段、および前記流体制御手段に駆動流を供給する二つの駆動流供給手段、で構成される内燃機関の過給装置において、 前記過給手段は、 吸気系統のエアクリーナまたは通路途中に設けた空気流量増幅器と、 前記空気流量増幅器と前記流体制御手段のポンプ式ミキサに連通する駆動流通路と、 で構成し、 前記二つの駆動流供給手段は、 前記流体制御手段のポンプ式ミキサに連通する各々の流体通路を有し、 一方の駆動流供給手段は、燃料を加圧貯蔵する流体貯蔵手段を備えた流体供給手段、 他方の駆動流供給手段は、流体を加圧貯蔵する流体貯蔵手段を備えた流体供給手段、 内燃機関により駆動される圧縮機を備えた圧縮空気供給手段、 あるいは、EGRガスを還流する排気還流通路を備えた排気還流手段であって、 前記流体制御手段は、 前記駆動流通路と前記二つの駆動流供給手段の各々の前記流体通路に連通する前記ポンプ式ミキサと、 前記二つの駆動流供給手段の各々の前記流体通路に設けた駆動流の圧力および/または流量を制御する制御手段と、 を備え、 前記ポンプ式ミキサは、 前記各々の流体通路に設けた駆動軸の角速度当たりの吐出容積が一定である二台の容積型ポンプと、 前記二台の容積型ポンプを機械的または電気的に連動する回転制御手段と、 で構成され、 内燃機関の運転状況に対応した過給予混合運転を行うことを特徴とする内燃機関の過給装置。
IPC (7件):
F02M 21/02 ( 200 6.01) ,  F02M 21/04 ( 200 6.01) ,  F02B 43/06 ( 200 6.01) ,  F02M 26/02 ( 201 6.01) ,  F04F 5/18 ( 200 6.01) ,  F04F 5/50 ( 200 6.01) ,  B01F 5/00 ( 200 6.01)
FI (7件):
F02M 21/02 301 P ,  F02M 21/04 D ,  F02B 43/06 ,  F02M 26/02 ,  F04F 5/18 ,  F04F 5/50 ,  B01F 5/00 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る