特許
J-GLOBAL ID:201603000256709474
ステアリングホイールの位置調節装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-261549
公開番号(公開出願番号):特開2014-104946
特許番号:特許第5971097号
出願日: 2012年11月29日
公開日(公表日): 2014年06月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 筒状のステアリングコラムと、
このステアリングコラムの一部に固設された変位ブラケットと、
この変位ブラケットに、この変位ブラケットを幅方向に貫通する状態で設けられたコラム側貫通孔と、
前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持された状態で、このステアリングコラムの後端開口から突出した後端部にステアリングホイールを支持固定するステアリングシャフトと、
前記変位ブラケットを左右両側から挟む左右1対の支持板部を備え、車体に支持される支持ブラケットと、
これら両支持板部の互いに整合する部分に設けられた車体側貫通孔と、
これら両車体側貫通孔及び前記コラム側貫通孔を幅方向に挿通する状態で設けられた調節ロッドと、
この調節ロッドの両端部で、前記両支持板部の外側面から突出した部分に設けられた1対の押圧部と、
この調節ロッドの一端部に設けられ、この調節ロッドを中心として回転する事により前記両押圧部同士の間隔を拡縮する調節レバーとを備え、
前記両車体側貫通孔と前記コラム側貫通孔とのうちの少なくとも一方の貫通孔を、前記ステアリングホイールの位置を調節可能とすべき方向に長い調節用長孔としたステアリングホイールの位置調節装置であって、
それぞれが互いに対向する1対の面同士の間部分である、前記両支持板部の内側面と前記変位ブラケットの両側面との間部分と、前記両支持板部の外側面と前記両押圧部の内側面との間部分とのうちの、少なくとも1つの間部分に、揺動摩擦板を挟持しており、
この揺動摩擦板は、その基端部を、前記調節ロッドを前記調節用長孔に沿って変位させる際にこの調節ロッドと相対変位する部分に設けられた、この調節ロッドと平行な揺動支持軸に枢支すると共に、その先端部に設けたガイド長孔に前記調節ロッドを、このガイド長孔に沿った変位のみを可能に係合させており、且つ、前記両押圧部同士の間隔を拡げる事により、前記1対の面同士の間で前記揺動摩擦板を挟持する力を低下乃至喪失させた状態で、前記調節ロッドを前記調節用長孔に沿って変位させた場合に、この調節ロッドが前記ガイド長孔に沿って変位する事に伴い、前記揺動支持軸を中心として揺動変位するものであり、
前記揺動摩擦板の一部で、前記ガイド長孔の幅方向両側縁のうち、前記揺動支持軸から遠い側の側縁と前記揺動摩擦板の外周縁との間に挟まれた部分である、先端帯状部の幅寸法が、この先端帯状部の長さ方向両端部で長さ方向中間部よりも大きくなっている事を特徴とする、
ステアリングホイールの位置調節装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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