特許
J-GLOBAL ID:201603000295883961

エネルギー調整モジュールを備えた帯域幅拡大モジュールを有するオーディオ復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-520479
公開番号(公開出願番号):特表2016-530548
出願日: 2014年06月18日
公開日(公表日): 2016年09月29日
要約:
オーディオフレームを含むビットストリームからオーディオ信号を生成するように構成されているオーディオ復号器が提供される。このオーディオ復号器は、ビットストリームから直接復号されたコア帯域オーディオ信号を導出するように構成されているコア帯域復号モジュールと、コア帯域オーディオ信号及びビットストリームからパラメータ的に復号された帯域幅拡大オーディオ信号を導出するように構成されている帯域幅拡大モジュールであって、帯域幅拡大オーディオ信号が、少なくとも1つの周波数帯域を有する周波数領域信号に基づいている帯域幅拡大モジュールと、オーディオ信号を生成するように、コア帯域オーディオ信号と帯域幅拡大オーディオ信号とを組み合わせるように構成されている結合器とを備えている。帯域幅拡大モジュールは、オーディオフレーム損失が発生している現在のオーディオフレームにおいて、少なくとも1つの周波数帯域の現在のオーディオフレームの調整信号エネルギーが、現在のオーディオフレームの現在の利得係数であって、先行するオーディオフレーム又はビットストリームからの利得係数から導出される現在の利得係数に基づいて、及び少なくとも1つの周波数帯域の推定信号エネルギーであって、コア帯域オーディオ信号の現在のオーディオフレームのスペクトルから導出される推定信号エネルギーに基づいて設定される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
オーディオフレーム(AF)を含むビットストリーム(BS)からオーディオ信号(AS)を生成するように構成されているオーディオ復号器であって、該オーディオ復号器(1)は、 前記ビットストリーム(BS)から直接復号されたコア帯域オーディオ信号(CBS)を導出するように構成されているコア帯域復号モジュール(2)と、 前記コア帯域オーディオ信号(CBS)及び前記ビットストリーム(BS)からパラメータ的に復号された帯域幅拡大オーディオ信号(BES)を導出するように構成されている帯域幅拡大モジュール(3)であって、前記帯域幅拡大オーディオ信号(BES)は少なくとも1つの周波数帯域(FB)を有する周波数領域信号(FDS)に基づいている帯域幅拡大モジュール(3)と、 前記オーディオ信号(AS)を生成するように、前記コア帯域オーディオ信号(CBS)と前記帯域幅拡大オーディオ信号(BES)とを組み合わせるように構成されている結合器(4)とを備え、 前記帯域幅拡大モジュール(3)は、エネルギー調整モジュール(5)を備え、前記エネルギー調整モジュール(5)は、オーディオフレーム損失(AFL)が発生している現在のオーディオフレーム(AF2)において、前記少なくとも1つの周波数帯域(FB)の前記現在のオーディオフレーム(AF2)の調整信号エネルギーが、 前記現在のオーディオフレーム(AF2)の現在の利得係数(CGF)であって、先行するオーディオフレーム(AF1)又は前記ビットストリーム(BS)からの利得係数から導出される現在の利得係数(CGF)に基づいて、及び 前記少なくとも1つの周波数帯域の推定信号エネルギー(EE)であって、前記コア帯域オーディオ信号(CBS)の前記現在のオーディオフレーム(AF2’)のスペクトルから導出される推定信号エネルギー(EE)に基づいて設定されるように構成されているオーディオ復号器。
IPC (2件):
G10L 19/005 ,  G10L 21/038
FI (2件):
G10L19/005 ,  G10L21/0388 100

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