特許
J-GLOBAL ID:201603000394790703

多点注入工法に用いる注入管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 良夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-122699
公開番号(公開出願番号):特開2013-249581
特許番号:特許第5974361号
出願日: 2012年05月30日
公開日(公表日): 2013年12月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 それぞれの先端に薬液吐出用のノズルを有するとともに該ノズル位置が異なる複数本の注入管を、束ねて地中に形成された注入孔に挿入し、最先端に位置するノズルから順番に、注入孔内に地盤改良剤等の薬液を吐出する多点注入工法に用いる前記注入管であって、 内部に流路(3)が形成された所定長の注入管本体(2)と、 該注入管本体(2)の先端に連結されたノズル(4)からなり、 該ノズル(4)は、前記注入管本体(2)の流路(3)に連通した流路(5)を内部に有するとともに、外部と前記流路(5)とを連通する吐出口(6)が形成され、ノズル(4)の流路(5)側から圧力を受けた場合に吐出口(6)を解放し、圧力が解除されると吐出口(6)を閉鎖する逆止弁(7)とを具備してなり、 前記注入管本体(2)は、複数の弾性チューブを潰れた状態で重ねることにより、複数本の注入管本体(2)の全体が板状に形成され、 注入管をケーシングによって削孔してシール材を注入した注入孔に挿入して、シール材が固まった後にケーシングを引き抜き、 最奥部に位置するノズル(4)が連結された注入管本体(2)から、弾性チューブの1本ずつ順番に薬液を送液することで、弾性チューブは薬液の圧力によって1本だけが膨らんで、他の弾性チューブは平らなままで、注入管本体(2)の全体が外周方向に膨らむとともに、ノズル(4)の吐出口(6)から注入孔内に薬液が放出され、薬液の供給を停止すると前記注入管本体(2)は平たい状態に復元するため、多点注入工法において束ねる本数が多くなった場合でも、注入孔内に挿入される注入管は、注入管本体(2)が板状であるために、束ねた全体の径を小さくすることができ、それに伴って削孔する注入孔の径を小さくすることが可能であることを特徴とする注入管。
IPC (1件):
E02D 3/12 ( 200 6.01)
FI (1件):
E02D 3/12 101
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 地盤注入用組立式注入管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-015195   出願人:強化土エンジニヤリング株式会社, 原工業株式会社
  • 流体移送用複合ホース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-018727   出願人:帝国繊維株式会社
  • 多点地盤注入工法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-217828   出願人:日本基礎技術株式会社, 強化土エンジニヤリング株式会社
審査官引用 (3件)
  • 地盤注入用組立式注入管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-015195   出願人:強化土エンジニヤリング株式会社, 原工業株式会社
  • 流体移送用複合ホース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-018727   出願人:帝国繊維株式会社
  • 多点地盤注入工法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-217828   出願人:日本基礎技術株式会社, 強化土エンジニヤリング株式会社

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