特許
J-GLOBAL ID:201603000586378865

画像形成装置、画像形成システム、カール予測方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-185627
公開番号(公開出願番号):特開2016-057545
出願日: 2014年09月11日
公開日(公表日): 2016年04月21日
要約:
【課題】用紙の種類によるカール差を考慮して正確なカール低減を行う定着装置を備える画像形成装置が提供される。【解決手段】 加熱手段及び加圧手段によりニップ部を形成する定着装置と、前記定着装置で発生する用紙のカールを予測する演算手段と、用紙の物性と収縮率に関する関数とを格納する記憶部と、を有する画像形成装置において、前記演算手段は、用紙の厚さ、用紙搬送速度と前記ニップ部の幅から計算された用紙加熱時間、前記定着装置への搬送前に測定された用紙初期含水率及び測定された前記ニップ部の加熱温度に応じて用紙厚さ方向の温度分布を演算し、前記記憶部から取得した空隙率及び水分拡散係数と前記温度分布とに応じて前記用紙厚さ方向の含水率分布を演算し、前記収縮率に関する関数を用いて、前記加熱温度及び前記含水率分布に応じた用紙の表裏の収縮率を計算し、該収縮率の差からカール量を予測する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
用紙の一方の面を加熱する加熱手段及び前記用紙を前記加熱手段の側に押し付ける加圧手段によりニップ部を形成する定着装置と、 前記用紙を前記定着装置へ搬送する搬送手段と、 前記定着装置で発生する前記用紙のカールを予測する演算手段と、 少なくとも用紙の厚さ、空隙率及び水分拡散係数を含む用紙の種類に応じた用紙の物性と、収縮率に関する関数とを格納する記憶部と、を有する画像形成装置であって、 前記演算手段は、 用紙搬送速度と前記ニップ部の幅から用紙加熱時間を計算し、 前記記憶部から取得した前記用紙の厚さ、前記用紙加熱時間、前記用紙が前記定着装置に搬送される前に測定された前記用紙の初期含水率、及び測定された前記ニップ部の加熱温度に応じて、用紙の厚さ方向の温度分布を演算し、 前記記憶部から取得した前記空隙率と、前記水分拡散係数と、演算した前記温度分布とに応じて、前記用紙の厚さ方向の含水率分布を演算し、 前記記憶部から取得した前記収縮率に関する関数を用いて、前記加熱温度及び前記含水率分布に応じて、水分の蒸発による用紙の表裏の収縮率を計算し、 前記用紙の表裏の収縮率の差からカール量を予測する、 画像形成装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 ,  G03G 21/00
FI (2件):
G03G15/20 555 ,  G03G21/00 370
Fターム (37件):
2H033AA15 ,  2H033BA10 ,  2H033BB12 ,  2H033BB18 ,  2H033BB30 ,  2H033BB34 ,  2H033BB39 ,  2H033CA04 ,  2H033CA16 ,  2H033CA35 ,  2H270KA62 ,  2H270LA25 ,  2H270LA70 ,  2H270LC04 ,  2H270LC05 ,  2H270LC14 ,  2H270LC19 ,  2H270MA34 ,  2H270MB07 ,  2H270MB28 ,  2H270MB32 ,  2H270MB36 ,  2H270MB43 ,  2H270MC44 ,  2H270MC61 ,  2H270MH09 ,  2H270MH13 ,  2H270NC02 ,  2H270NC06 ,  2H270NC08 ,  2H270ND25 ,  2H270ND30 ,  2H270ND31 ,  2H270ZB01 ,  2H270ZC03 ,  2H270ZC04 ,  2H270ZC08

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