特許
J-GLOBAL ID:201603000935801991

ピストンポンプのパワー制御装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人梶・須原特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-561878
公開番号(公開出願番号):特表2016-513771
出願日: 2013年12月02日
公開日(公表日): 2016年05月16日
要約:
本発明は、制御弁本体、スプール弁、弁カバー、ジャムナット、ばねプリロード機構、フィードバック機構及び滑り弁を備えたピストンポンプのパワー制御装置及びその制御方法を提供する。制御弁本体には、給油口P、排油口Ps及び2つのリリーフ油出口Tが設けられている。スプール弁は、弁カバー内に配置され、弁カバーと2方3位置弁を形成する。弁カバーとスプール弁との間には、E空間が形成され、E空間の長手側が給油口Pと連通している。滑り弁は、スプール弁の一端の中心部に配置され、滑り弁とスプール弁とは、スプール弁の径方向にC空間を形成し、滑り弁の円球端がジャムナットと接触している。ジャムナットは、制御弁本体の一端に取り付けられ、ばねプリロード機構は、制御弁本体の他端に配置されている。弁カバー、スプール弁及び滑り弁は、ジャムナットとばねプリロード機構との間に配置され、フィードバック機構は、制御弁本体にヒンジ接続されている。本発明によって、油圧ピストンポンプの出力パワーに対する制御が実現される。実際の出力パワー曲線とシミュレーションによる理論的な出力パワー曲線とでは、2本の折れ線で示されるように、誤差が小さい。スプール弁は、C空間を介して圧力をロードし、変量に柔軟性を有する。
請求項(抜粋):
制御弁本体(1)、スプール弁(2)、弁カバー(3)、ジャムナット(4)、ばねプリロード機構(5)及びフィードバック機構(6)を備えたピストンポンプのパワー制御装置であって、 前記制御弁本体(1)には、給油口P、外部のポンプ本体の変量ピストンのキャビティと接続された排油口Ps、及び、2つのリリーフ油出口Tが設けられ、 前記スプール弁(2)は、前記弁カバー(3)内に配置され、前記弁カバー(3)との間には、E空間が形成され、前記E空間の長手側が前記給油口Pと連通し、 前記ジャムナット(4)は、前記制御弁本体(1)の一端に取り付けられ、 前記ばねプリロード機構(5)は、前記制御弁本体(1)の他端に配置され、 前記スプール弁(2)及び前記弁カバー(3)は、前記ジャムナット(4)と前記ばねプリロード機構(5)との間に配置され、2方3位置弁を形成し、 前記フィードバック機構(6)は、前記制御弁本体(1)にヒンジ接続され、 前記制御弁本体(1)の一端は、前記弁カバー(3)と接続され、前記弁カバー(3)を軸方向に移動させ、 前記制御弁本体(1)の他端は、前記変量ピストンと接続され、前記スプール弁(2)の一端の中心部には、滑り弁(7)が配置され、 前記滑り弁(7)と前記スプール弁(2)との間には、C空間が設けられ、 前記C空間の圧力を受けて、前記滑り弁(7)が前記ジャムナット(4)に密接し、前記滑り弁(7)の円球端が前記ジャムナット(4)と接触し、 前記ジャムナット(4)と前記弁カバー(3)との間には、1つの前記リリーフ油出口Tが設けられ、前記弁カバー(3)と前記ばねプリロード機構(5)との間には、もう1つの前記リリーフ油出口Tが設けられていることを特徴とするピストンポンプのパワー制御装置。
IPC (2件):
F04B 1/26 ,  F04B 49/12
FI (2件):
F04B1/26 101 ,  F04B49/12
Fターム (14件):
3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070CC15 ,  3H070CC31 ,  3H070CC35 ,  3H070DD39 ,  3H145AA03 ,  3H145BA15 ,  3H145CA03 ,  3H145CA06 ,  3H145CA13 ,  3H145DA25 ,  3H145EA13 ,  3H145EA33
引用特許:
審査官引用 (4件)
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