特許
J-GLOBAL ID:201603001006268908

鋼管柱の継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安彦 元 ,  渡邉 孝太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-230347
公開番号(公開出願番号):特開2016-094716
出願日: 2014年11月13日
公開日(公表日): 2016年05月26日
要約:
【課題】経済的に製作することのできるせん断力伝達機構を追加して、建築物の架構柱を構成するものとして一対の鋼管柱を連結することのできる鋼管柱の継手構造を提供する。【解決手段】本発明を適用した鋼管柱の継手構造7は、建築物の架構柱として一対の鋼管柱を連結するためのものであり、軸芯方向Yで互いに連結される一対の外嵌端部3と内嵌端部5とを備える。外嵌端部3は、第1ダイアフラム4と、外嵌側壁30とを有して、第1鋼管柱1の端部1aに設けられる。内嵌端部5は、第2ダイアフラム6と、内嵌側壁50とを有して、第2鋼管柱2の端部2aに設けられる。外嵌端部3及び内嵌端部5は、第1ダイアフラム4及び第2ダイアフラム6の何れか一方に、シアキー40が形成されるとともに、第1ダイアフラム及び第2ダイアフラムの何れか他方に、貫通孔60が形成されて、シアキー40の外周面40aと貫通孔60の内周面60aとが当接される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
建築物等の架構柱として一対の鋼管柱を連結するための鋼管柱の継手構造であって、 軸芯方向で互いに連結される一対の外嵌端部と内嵌端部とを備え、 前記外嵌端部は、軸芯方向の基端側に取り付けられる第1ダイアフラムと、前記内嵌端部と連結させたときに軸芯直交方向の外側に配置される外嵌側壁とを有し、軸芯方向で互いに対向する一対の鋼管柱の何れか一方の端部に設けられて、 前記内嵌端部は、軸芯方向の先端側に取り付けられる第2ダイアフラムと、前記外嵌端部と連結させたときに軸芯直交方向の内側に配置される内嵌側壁とを有し、軸芯方向で互いに対向する一対の鋼管柱の何れか他方の端部に設けられて、 前記外嵌端部及び前記内嵌端部は、前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの何れか一方に、軸芯方向に突出させたシアキーが形成されるとともに、前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの何れか他方に、前記シアキーが挿通される貫通孔が形成されて、前記外嵌端部及び前記内嵌端部に軸芯直交方向のせん断力が作用したときに、前記シアキーの外周面と前記貫通孔の内周面とが当接されること を特徴とする鋼管柱の継手構造。
IPC (2件):
E04B 1/58 ,  E04B 1/24
FI (2件):
E04B1/58 503H ,  E04B1/24 P
Fターム (9件):
2E125AA04 ,  2E125AB17 ,  2E125AC16 ,  2E125AG03 ,  2E125AG21 ,  2E125AG41 ,  2E125AG48 ,  2E125AG59 ,  2E125BE10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 杭の継手構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-155832   出願人:日本鋼管株式会社
  • 建築物の架構構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-057215   出願人:株式会社フジタ

前のページに戻る