特許
J-GLOBAL ID:201603001437918276

作物の収量に関わる遺伝子及びその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 川口 嘉之 ,  佐貫 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-131857
公開番号(公開出願番号):特開2016-171747
出願日: 2013年06月24日
公開日(公表日): 2016年09月29日
要約:
【課題】イネの収量、より詳細には、イネの1穂当たりの籾の着粒数を増加させる方法を提供する。【解決手段】MADS22遺伝子若しくはMADS55遺伝子、又はMADS22遺伝子およびMADS55遺伝子で形質転換され、該導入された遺伝子が発現しており、1穂当たりの籾の着粒数が野生型と比較して増加した形質転換イネであって、MADS22遺伝子およびMADS55遺伝子がそれぞれ特定のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNAである、形質転換イネ。【選択図】図4
請求項(抜粋):
MADS22遺伝子若しくはMADS55遺伝子、又はMADS22遺伝子およびMADS55遺伝子で形質転換され、該導入された遺伝子が発現しており、1穂当たりの籾の着粒数が野生型と比較して増加した形質転換イネであって、MADS22遺伝子が以下(a)から(e)のいずれかのDNAであり、MADS55遺伝子が以下(f)から(j)のいずれかのDNAである、形質転換イネ。 (a)配列番号5に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA、 (b)配列番号4又は配列番号6に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA、 (c)配列番号5に記載のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸残基が置換、欠失、付加、および/又は挿入されたアミノ酸配列からなるタンパク質であって1穂当たりの籾の着粒数を増加させる機能を有するタンパク質をコードするDNA、 (d)配列番号4又は配列番号6に記載の塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAであって、1穂当たりの籾の着粒数を増加させる機能を有するタンパク質をコードするDNA、 (e)配列番号4又は配列番号6に記載の塩基配列において1若しくは数個の塩基が置換、欠失、付加、および/又は挿入された塩基配列からなるDNAであって、1穂当たりの籾の着粒数を増加させる機能を有するタンパク質をコードするDNA、 (f)配列番号8に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA、 (g)配列番号7又は配列番号9に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA、 (h)配列番号8に記載のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸残基が置換、欠失、付加、および/又は挿入されたアミノ酸配列からなるタンパク質であって1穂当たりの籾の着粒数を増加させる機能を有するタンパク質をコードするDNA、 (i)配列番号7又は配列番号9に記載の塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAであって、1穂当たりの籾の着粒数を増加させる機能を有するタンパク質をコードするDNA、 (j)配列番号7又は配列番号9に記載の塩基配列において1若しくは数個の塩基が置換、欠失、付加、および/又は挿入された塩基配列からなるDNAであって、1穂当たりの籾の着粒数を増加させる機能を有するタンパク質をコードするDNA。
IPC (2件):
A01H 5/00 ,  A01H 1/00
FI (2件):
A01H5/00 A ,  A01H1/00 A
Fターム (12件):
2B030AA02 ,  2B030AB03 ,  2B030AD07 ,  2B030CA17 ,  2B030CB02 ,  4B024AA08 ,  4B024BA79 ,  4B024CA04 ,  4B024DA01 ,  4B024DA05 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02

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