特許

J-GLOBAL ID：201603001694402094

固体アルカリ形燃料電池

発明者： 山村 嘉彦 ,  山田 直仁 ,  武内 幸久
出願人/特許権者： 日本碍子株式会社
代理人 (2件)： 高村 雅晴 ,  加島 広基
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-196877
公開番号（公開出願番号）：特開2016-071948
出願日： 2014年09月26日
公開日（公表日）： 2016年05月09日
要約：

【課題】耐熱性及び耐久性に優れ、かつ、燃料透過による起電力低下をも抑制できる固体アルカリ形燃料電池を提供する。【解決手段】酸素が供給される空気極と、液体燃料及び/又は気体燃料が供給される燃料極と、燃料極と空気極の間に介在され、水酸化物イオン伝導性を有する無機固体電解質体とを備えた固体アルカリ形燃料電池。無機固体電解質体は、M2+1-xM3+x(OH)2An-x/n・mH2O(式中、M2+は2価の陽イオンであり、M3+は3価の陽イオンであり、An-はn価の陰イオンであり、nは1以上の整数であり、xは0.1〜0.4である)の基本組成を有する層状複水酸化物からなる。また、無機固体電解質体は水熱処理によって緻密化されたものである。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

酸素が供給される空気極と、 液体燃料及び/又は気体燃料が供給される燃料極と、 前記燃料極と前記空気極の間に介在され、水酸化物イオン伝導性を有する無機固体電解質体と、 を備えた固体アルカリ形燃料電池であって、 前記無機固体電解質体が、M2+1-xM3+x(OH)2An-x/n・mH2O(式中、M2+は2価の陽イオンであり、M3+は3価の陽イオンであり、An-はn価の陰イオンであり、nは1以上の整数であり、xは0.1〜0.4である)の基本組成を有する層状複水酸化物からなり、前記無機固体電解質体が水熱処理によって緻密化されたものである、固体アルカリ形燃料電池。

IPC (1件)：

H01M 8/02

FI (1件)：

H01M8/02 M

Fターム (7件)：

5H026AA03 ,  5H026AA08 ,  5H026BB01 ,  5H026BB10 ,  5H026CX05 ,  5H026EE02 ,  5H026HH05

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 全固体アルカリ燃料電池用電解質膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-058950   出願人：公立大学法人大阪府立大学
• 電解質膜およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-008853   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 電解質膜及びこれを用いた膜-電極接合体並びにこれを用いた燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-098783   出願人：日立化成工業株式会社