特許
J-GLOBAL ID:201603001758071100

神経変性の治療のための細胞療法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  江口 昭彦 ,  内藤 和彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-555985
公開番号(公開出願番号):特表2016-506954
出願日: 2013年02月06日
公開日(公表日): 2016年03月07日
要約:
【課題】神経変性を緩和及び/又は阻止する安全かつ有効な療法に対する緊急の要望を満たす。【解決手段】NCS-01と呼ばれる、神経変性に有効である不均質な骨髄細胞の集団を、分離及び選択する方法を記載する。例えば、NCS-01細胞は虚血により生じた神経変性を治療することが示された。インビボ試験で、選択されたNCS-01細胞集団が、一過性又は永続性の総動脈閉塞条件下にある標準的なラット中大脳動脈閉塞(MCAO)動物モデルにおいて神経変性を治療することが立証された。これらの試験は、神経変性が脳梗塞により生じた場合に、選択されたNCS-01細胞集団の投与と血栓溶解剤及び/又は機械的な血塊除去方法を組み合わせると、神経変性の急性発症により生じた梗塞の体積が低減することをも示す。開示した細胞療法は、発作後の患者生存率に著しい臨床効果を及ぼすことを保証する。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
a)未処理骨髄から骨髄細胞の集団を採取し; b)前記骨髄細胞の集団を低密度でプラスチック表面に播種し; c)前記播種した細胞集団を洗浄して、付着していない細胞を除去し; d)前記付着した細胞集団を血清含有培地中でほぼ集密状態まで培養し;前記培養細胞の集団を約7連続継代以下で連続継代し、各継代において前記培養細胞を低密度で播種し; e)不均質な骨髄細胞の亜集団を採取すること、 を含む方法により調製された、不均質な骨髄細胞の亜集団であって、 有効量が神経変性の治療に有効である、不均質な骨髄細胞の亜集団。
IPC (10件):
A61K 35/28 ,  A61P 25/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/00 ,  A61L 27/00 ,  A61K 38/46 ,  A61K 38/48 ,  A61K 38/43 ,  A61K 9/10 ,  A61P 43/00
FI (10件):
A61K35/28 ,  A61P25/00 ,  A61P9/10 ,  A61P9/00 ,  A61L27/00 Q ,  A61K37/54 ,  A61K37/547 ,  A61K37/48 ,  A61K9/10 ,  A61P43/00 121
Fターム (34件):
4C076AA16 ,  4C076BB12 ,  4C076BB14 ,  4C076BB40 ,  4C076FF68 ,  4C081AB18 ,  4C081AC09 ,  4C081BA12 ,  4C081CD18 ,  4C081CD22 ,  4C081CD34 ,  4C084AA02 ,  4C084AA03 ,  4C084DC01 ,  4C084DC03 ,  4C084DC25 ,  4C084MA02 ,  4C084MA65 ,  4C084MA70 ,  4C084NA05 ,  4C084ZA01 ,  4C084ZA36 ,  4C084ZC75 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB44 ,  4C087MA02 ,  4C087MA65 ,  4C087MA70 ,  4C087NA05 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA01 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZC75
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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