特許
J-GLOBAL ID:201603001870802410

微多孔質ポリフッ化ビニリデン膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  久野 琢也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-515734
公開番号(公開出願番号):特表2016-523698
出願日: 2014年05月22日
公開日(公表日): 2016年08月12日
要約:
壁と、壁の厚みと、その外側の外部表面と、そのルーメンの方を向いたその内側の内部表面と、該内部表面に隣接して、該壁の厚みの少なくとも80%にわたっており、かつ1μm未満の平均直径を有する細孔を有する、該壁の厚みにわたって本質的に等方性の細孔構造を有する支持層とを有し、かつ中空糸膜が、その外部表面中並びにその内部表面中に細孔を有する、フッ化ビニリデンポリマー製の疎水性中空糸膜であって、該フッ化ビニリデンポリマーが、550000〜700000ダルトンの範囲内の質量平均分子量MW及び3.0より大きい多分散度を有し、該外部表面中及び該内部表面中の細孔が、島状に形成されており、かつ多くとも10の横に対する縦の比を有し、該空隙率が50〜90体積%の範囲内であり、その壁の厚みが50〜300μmの範囲内であり、かつ該ルーメンの直径が100〜500μmの範囲内であり、かつ該中空糸膜が、0.3〜0.7μmの範囲内のバブルポイント法により決定される最大分離細孔直径dmaxを有することにより特徴付けられる。
請求項(抜粋):
フッ化ビニリデンポリマー製の疎水性中空糸膜であって、 該中空糸膜が、壁の厚みを有する壁と、その外側の外部表面と、そのルーメンの方を向いたその内側の内部表面とを有し、その際に、 ・該中空糸膜は、その内部表面上及びその外部表面上に、連続したスキンを有し、 ・該内部表面のスキン中並びに該外部表面のスキン中に、細孔が形成されており、かつ ・該中空糸膜が、該内部表面上のスキンに隣接して、微多孔質で、スポンジ状で、かつ開気孔の構造を有しかつ該壁の厚みにわたって本質的に等方性の細孔構造を有する支持層を有し、該細孔構造は、該壁の厚みの少なくとも80%にわたっており、かつ1μm未満の平均直径を有する細孔を有し、 以下: ・該中空糸膜の構造を構成するフッ化ビニリデンポリマーが、550000〜700000ダルトンの範囲内の質量平均分子量MW及び分子量の質量平均MWと数平均MNとの比により与えられる3.0より大きい多分散度を有すること、 ・該外部表面のスキン中の細孔及び該内部表面のスキン中の細孔が、該スキンの平面において閉じた外周を有し、かつ該外部表面もしくは該内部表面のスキン中の細孔が、多くとも10の、該中空糸膜の円周方向における横に対する該中空糸膜の長軸方向における縦の比を有すること、 ・該中空糸膜の空隙率が50〜90体積%の範囲内であり、その壁の厚みが50〜300μmの範囲内であり、かつ該ルーメンの直径が100〜500μmの範囲内であり、かつ ・該中空糸膜が、バブルポイント法により決定される0.3〜0.7μmの範囲内の最大分離細孔直径dmaxを有すること を特徴とする、疎水性中空糸膜。
IPC (3件):
B01D 71/34 ,  B01D 69/08 ,  B01D 69/00
FI (3件):
B01D71/34 ,  B01D69/08 ,  B01D69/00
Fターム (25件):
4D006GA27 ,  4D006MA01 ,  4D006MA22 ,  4D006MA24 ,  4D006MA25 ,  4D006MA27 ,  4D006MA31 ,  4D006MA33 ,  4D006MA40 ,  4D006MB10 ,  4D006MB20 ,  4D006MC29X ,  4D006MC88 ,  4D006NA04 ,  4D006NA10 ,  4D006NA14 ,  4D006NA17 ,  4D006NA54 ,  4D006NA64 ,  4D006PA02 ,  4D006PB08 ,  4D006PB12 ,  4D006PB65 ,  4D006PC01 ,  4D006PC41
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-052612

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