特許
J-GLOBAL ID:201603002071112474

モノリス多孔体カラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 政木 良文
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-522292
特許番号:特許第5977889号
出願日: 2013年06月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 無機材料または有機無機ハイブリッド材料からなる3次元連続網目状構造の骨格体を有し外形が円柱状であるモノリス多孔体ロッドと、前記モノリス多孔体ロッドの外周側面を全周に亘り被覆する円筒状の金属管とを、同軸上に備えたモノリス多孔体カラムの製造方法であって、 前記モノリス多孔体ロッドを準備する工程と、 前記金属管を準備する工程と、 前記金属管を常温から加熱して、熱膨張により、前記金属管の内径を前記モノリス多孔体ロッドの直径より大きくなるように拡張させる工程と、 内径が拡張した前記金属管の内部に、前記モノリス多孔体ロッドを挿入した後に、前記金属管を前記常温まで冷却する工程と、を有し、 前記モノリス多孔体ロッドの円柱軸心方向に沿って区分される複数の区間の少なくとも一部の区間において、前記金属管に被覆されていない状態での前記モノリス多孔体ロッドの前記軸心方向に垂直な円形断面の直径である初期直径が対応する前記区間の前記金属管の内径より大きく、且つ、前記金属管に被覆されている状態で前記骨格体が弾性変形の範囲内で収縮することで、当該被覆状態の前記モノリス多孔体ロッドの前記円形断面の直径である被覆直径が前記初期直径より小さくなり、前記モノリス多孔体ロッドの外周側面上の前記骨格体が全周に分散して前記金属管の内壁面と接触し、且つ、前記初期直径から前記被覆直径を差し引いた直径収縮量が0.01mm以上であり、且つ、前記モノリス多孔体ロッドの円柱軸心を中心とする回転方向である周方向における前記初期直径のバラツキ幅が前記直径収縮量以下であり、 前記骨格体が、前記金属管の内径が熱膨張により前記直径収縮量以上の増分で拡大するのに必要な加熱温度以上の耐熱性を有し、 前記モノリス多孔体ロッドを準備する工程が、前記モノリス多孔体ロッドの前記初期直径の3倍より大きい直径の第1のモノリス多孔体を、スピノーダル分解ゾルゲル法で作製する工程と、前記第1のモノリス多孔体から、前記初期直径より直径の大きい円柱状の第2のモノリス多孔体をくり抜き、くり抜いた前記第2のモノリス多孔体を旋盤加工して直径が前記初期直径となる前記モノリス多孔体ロッドを作製する工程を含むことを特徴とするモノリス多孔体カラムの製造方法。
IPC (2件):
G01N 30/88 ( 200 6.01) ,  G01N 30/60 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01N 30/88 201 G ,  G01N 30/60 A ,  G01N 30/88 101 K
引用特許:
出願人引用 (5件)
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