特許
J-GLOBAL ID:201603002398221218
希土類系永久磁石
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-027368
公開番号(公開出願番号):特開2016-152246
出願日: 2015年02月16日
公開日(公表日): 2016年08月22日
要約:
【課題】重希土類元素を添加する際、効果的に保磁力を向上させることができる希土類系永久磁石を提供する。【解決手段】R-T-B系組成の焼結体は、Rの濃度分布が異なる2種類の主相粒子M1、M2を含み、そのRはR1とR2(R1はYを含めた希土類元素のうち、Dy,Tb,Hoを除いた中で少なくとも1種、R2はHo、Dy、Tbのうち少なくとも1種)を必須とし、主相粒子M1及びM2はコア部とコア部を被覆するシェル部を含むコアシェル構造を有している。コア部におけるR1、R2の原子濃度をそれぞれαR1,αR2、シェル部におけるR1、R2の原子濃度をそれぞれβR1、βR2としたときに、主相粒子M1においては、αR1>βR1、αR2<βR2、αR1>αR2、βR1<βR2であり、主相粒子M2においては、αR1<βR1、αR2>βR2、αR1<αR2、βR1>βR2である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
R-T-B系組成の焼結体からなり、前記焼結体はRの濃度分布が異なる2種類の主相粒子M1,M2を含み、そのRはR1とR2(R1はYを含めた希土類元素のうち、Dy,Tb,Hoを除いた中で少なくとも1種、R2はHo、Dy、Tbのうち少なくとも1種)を必須とし、前記主相粒子M1はコア部と前記コア部を被覆するシェル部を含むコアシェル構造を有しており、前記コア部におけるR1、R2の原子濃度をそれぞれαR1,αR2、前記シェル部におけるR1、R2の原子濃度をそれぞれβR1、βR2としたときに、αR1>βR1、αR2<βR2、αR1>αR2、βR1<βR2であり、前記主相粒子M2はコア部と前記コア部を被覆するシェル部を含むコアシェル構造を有しており、前記コア部におけるR1、R2原子濃度をそれぞれγR1,γR2、前記シェル部におけるR1、R2の原子濃度をそれぞれεR1、εR2としたときに、γR1<εR1、γR2>εR2、γR1<γR2、εR1>εR2であり、前記焼結体の単位断面で観察された全主相粒子に対して前記コアシェル構造を有する主相粒子の占める割合がそれぞれ5%以上であることを特徴とする希土類系永久磁石。
IPC (4件):
H01F 1/057
, H01F 1/08
, B22F 3/00
, B22F 3/24
FI (4件):
H01F1/04 H
, H01F1/08 B
, B22F3/00 F
, B22F3/24 B
Fターム (18件):
4K018AA27
, 4K018BA18
, 4K018BB04
, 4K018BC12
, 4K018BD01
, 4K018CA02
, 4K018CA04
, 4K018CA08
, 4K018DA21
, 4K018DA31
, 4K018DA32
, 4K018FA08
, 4K018KA45
, 5E040AA04
, 5E040BD01
, 5E040CA01
, 5E040NN01
, 5E040NN06
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